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【MWC 2010 Vol.11】LG、小型のフルタッチ携帯「LG mini」や動作するAtom搭載端末

エンタープライズ モバイルBIZ
幅50mm程度のコンパクトなボディに3.2インチワイド画面を搭載した「LG Mini」
  • 幅50mm程度のコンパクトなボディに3.2インチワイド画面を搭載した「LG Mini」
  • あえて丸みを持たせず、底面積を最小に抑えた直線的なデザイン
  • FacebookとTwitterについては標準でクライアントソフトを搭載。OSはLGの独自プラットフォーム
  • QWERTYキーボードレスのAndroidスマートフォン「GW620」
  • 丸みを帯びたソフトな印象の本体。カラーバリエーションも4色程度用意するという
  • 単に「LG MID」の名称で展示されていたが、CESで発表された「GW990」と同じ機種という
  • 単に「LG MID」の名称で展示されていたが、CESで発表された「GW990」と同じ機種という
  • 単に「LG MID」の名称で展示されていたが、CESで発表された「GW990」と同じ機種という
 LG Electronicsは、「2010 Mobile World Congress」会場近くに設けたプライベートブースにて、小型のフルタッチ携帯「LG Mini(GD880)」およびAndroid搭載スマートフォン「GT540」を公開した。また、1月に米国で発表したAtom搭載モバイルインターネットデバイスの動態展示を行った。

 LG Miniは、ほぼすべての操作をタッチスクリーンで行うフルタッチ携帯で、3.2インチという小さくはない画面サイズながら、ベゼル部分の幅を削減することで小型化を図っている。FacebookおよびTwitterのクライアントソフトを標準で搭載するほか、WebブラウザのレンダリングエンジンにはHTML5の仕様にも対応したWebkitを採用し、ソーシャルコミュニケーションサービスをはじめとするWebサービスの利用に特化している。グローバル市場向けに3月より販売を開始する。

 GT540は昨年発表の「GW620」に続くAndroidスマートフォンで、GW620からQWERTYキーボードを省いたカジュアルな構成になっている。スマートフォンを初心者向けの機種にという位置づけで、搭載する機能はAndroid端末共通のベーシックな部分に抑えられているが、コミュニケーションツールとしての活用を想定し、FacebookやTwitterなどに対応したSNSウィジェットをプリインストールしている。

 そして、1月に米ラスベガスで開催された「2010 International CES」で発表したAtom搭載モバイルインターネットデバイスについて、CES会場ではモックアップのみの公開だったのに対し、今回は実際に動作する試作機の展示を行った。

 「Moorestown」の開発コードネームで呼ばれる次世代のAtomプラットフォーム、OSにMoblin、4.8インチ(1024×480)の大画面を搭載するデバイスで、従来のスマートフォンでは画面サイズや性能の不足により体験できなかった、高精細動画の再生やフル解像度でのWebブラウジングなどを可能にするものとされている。依然として製品の詳細な仕様は明らかにされていないが、この試作機のCPU動作速度は「通常1GHzで、パフォーマンスが必要な場面では1.5GHz程度にブーストされる」と説明されていた。
《日高彰》
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