インテルの2009年第4四半期決算、純利益が875%増 | RBB TODAY
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インテルの2009年第4四半期決算、純利益が875%増

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 米Intel(インテル)は現地時間14日、2009年第4四半期決算を発表した。

 それによると、2009年第4四半期の売上高は106億ドルとなり、対前年同期比で28%の増加となった。粗利益率は65%で過去最高(対前期比12ポイントの上昇)。営業利益は25億ドル、純利益は23億ドル、1株当り利益は40セントとのこと。とくに純利益については、対前年同期比20億ドル増で、875%の増加となった。なおインテルは2009年に、営業活動を通じて約110億ドル以上の現金を創出し、31億ドルの配当金を支払っている。

 主要な財務概況として、PCクライアント事業部の売上は対前期比で10%増加、データセンター事業部の売上は対前期比で21%増加、インテル・アーキテクチャー事業本部のその他の事業部の売上は対前期比で22%増加したとのこと。Atomプロセッサーと関連チップセットの売上は対前期比で6%増加した。

 インテル コーポレーション 社長 兼 CEO(最高経営責任者)のポール・オッテリーニ氏は「インテルの2009年の堅調な決算は、業界をリードする製造技術と革新的な製品への投資が反映されたものです。この投資戦略により、事業効率が飛躍的に改善し、経済環境が厳しい中でも既存事業の成長と新規市場での有望な事業機会を創出しました。この厳しい経済状況にも耐えうるインテルの力は、マイクロプロセッサーが現在の社会で必要不可欠であることを表しています。今後もコンピューティングの利点を多様な製品、市場、そして顧客に提供していきます」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》
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