ドコモ、LTEに対応した光張出し基地局用の無線装置を導入
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光張出し基地局は、アンテナや変復調機能などを備えた子局と、デジタル信号処理や保守監視機能などを備えた親局より構成され、両局を光ファイバーで接続する構成の基地局。複数の子局を親局とは別の場所に設置することが可能となる。またRRE(Remote Radio Equipment)は、電波の変復調やアンテナから電波を送受信する機能などを持つ無線装置だ。ドコモでは現在、あらたに設置するW-CDMAの基地局へ無線装置の先行導入を開始しており、2010年12月のLTEサービスの開始までに、LTEサービスを提供する全基地局の約半数に導入する予定となっている。
この無線装置は、電波の変復調機能などを持つもので、2GHz帯に対応。LTEの基地局装置とW-CDMAの基地局装置で共用することが可能となっている。これにより、無線装置を導入したW-CDMAの光張出し基地局はLTEの基地局装置を追加導入するだけで、W-CDMAのサービスエリアに加え、LTEのサービスエリアを効率的に展開することが可能となる。またこの無線装置は、W-CDMAのみに対応した既存の装置と比べ、同等以下の重量・サイズ・消費電力を実現したため、設置時の施工性の向上および運用コストの低減が可能となる。ドコモは今後も、エリア構築を進めるとともに、LTEサービス開始に向けた準備を進めていくとしている。
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