NTTデータ、クラウドサービス「BizCloud」を立ち上げ 〜 来年4月よりプラットフォーム提供 | RBB TODAY
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NTTデータ、クラウドサービス「BizCloud」を立ち上げ 〜 来年4月よりプラットフォーム提供

エンタープライズ その他
BizCloudのサービス全体像
  • BizCloudのサービス全体像
  • BizCloudのサービスラインナップ
  • BizCloudプラットフォームサービスの概念図と特長
 NTTデータは1日、クラウドサービスブランド「BizCloud」を立ち上げることを発表した。インフラからアプリケーションまで、NTTデータグループのクラウドソリューションを総合的に提供するトータルクラウドサービスとなる。

 「BizCloud」では、ユーザ独自のサービスをクラウド上で利用できる「プライベートクラウド」とともに、複数ユーザがサービスを共通的に利用する「コミュニティクラウド」の構築・提供を効率的に行う環境を整備する。その中核として、プライベートクラウド、コミュニティクラウドのサービス提供基盤となる「BizCloudプラットフォームサービス」を2010年4月より提供開始する。

 NTTデータでは、ネットワーク上のコンピュータリソースを共同で利用するというクラウドコンピューティングの考え方に基づくビジネスをかねてより手がけており、現在も統合ATMスイッチングサービスや地銀共同センターといった大規模なエンタープライズ向け共同利用システムを多数提供している。「BizCloud」は、NTTデータのこれまでの実績・ノウハウをベースに、最新のクラウド関連技術を盛り込み、ソリューションを整備したという。SaaS、PaaS、IaaSに広がるオンデマンド型のクラウドサービス提供のみならず、ユーザ側でのクラウド構築、クラウド技術の活用上有益なコンサルや、現行システムからクラウドへの移行サービス、大規模なプライベートクラウド構築まで、包括的に提供する。

 「BizCloudプラットフォームサービス」は、BizCloudソリューション体系の中核となるもので、エンタープライズ向けプラットフォームサービスとして、ユーザがクラウド環境の導入・運営を低リスク・スピーディーに取り組むための機能やインフラをサービス提供する。日本電信電話およびNTTコミュニケーションズとともに共同開発したSaaS共通基盤機能群をはじめ、NTTデータグループのクラウドソリューションを統合するなど、最新のクラウド関連技術を取り入れているという。日本国内の高信頼なデータセンターで運営され、必要な機能群やインフラを事前に準備し、従量課金で提供する。また仮想化したマシン環境だけでなく、コミュニケーションツールや営業・顧客管理といったフロントオフィス機能を構築するコンポーネントや、販売管理・会計管理といったバックオフィス機能を構築するコンポーネントを提供する。
《冨岡晶》
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