日本オラクルと日立、最新のITインフラ基盤構築に向けたDBサーバ統合で協業 | RBB TODAY

日本オラクルと日立、最新のITインフラ基盤構築に向けたDBサーバ統合で協業

エンタープライズ ハードウェア

 日本オラクルと日立製作所は26日、新のITインフラ基盤構築に向けたデータベースサーバ統合で協業することを発表した。また同日、サービス提供に向けて、「日立-Oracle DB統合センター」を新たに開設した。

 両社は、日本オラクルのデータベース・クラスタリング技術「Oracle Real Application Clusters(RAC)」と日立のブレードサーバ「BladeSymphony」とエンタープライズ向けストレージ「Hitachi Universal Storage Platform V」を活用し、既存のサーバ環境の効率的な集約を実現するデータベース統合の検証を完了。この検証完了を受け、「日立-Oracle DB統合センター」を日本オラクルの「オラクル・グリッド・センター」内に開設した。本センターにおいて、両社は検証で得られたノウハウを活用し、データベース統合に関するアセスメントや、移行における支援サービスの提供を行う。さらに今後、データベース環境設計や安定稼働の支援を含めた、データベースのシステムライフサイクルをサポートするサービス群の提供に向けて、両社で協業していく。

 両社は既存のデータベース環境を、RACを利用し、高性能・高信頼な「BladeSymphony」ならびに日立のに集約・統合するデータベース統合サービスの検討を行ってきたという。まず、「オラクル・グリッド・センター」において、データベースの集約・統合におけるサーバ集約率ならびに処理性能への影響に関し、共同検証を実施。今から5年前に構築したMicrosoft Windows Server環境のシステムを「BladeSymphony」の小型高集積モデル「BS320」上の「Oracle Database 11g」に集約するシナリオをモデルケースとして検証を実施した結果、PCサーバ24台で構成していたシステムを、処理性能はそのままで3枚のサーバブレードに統合でき、1/8に集約できることを確認したという。

 「日立-Oracle DB統合センター」では、データベース統合に関するテクニカル・サービス、付加価値サービスの提供に関する検討を行っていくという。とくに日本オラクルの最新データベース製品である「Oracle Database 11g Release 2」によるデータベース統合環境でのマルチテナントに求められるデータベース・セキュリティやサービス処理の速度保証、「Hitachi Universal Storage Platform V」のボリューム容量仮想化機能を活用したリソース管理の効率化について共同検証を実施し、サービスの提供に向けて取り組んでいく。
《冨岡晶》

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