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アップル、ビデオカメラ付きのiPod nanoほかiPodの新ラインアップを発表!

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iPod nano
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 米アップルは現地時間9日、スペシャルイベントを開催し、ビデオカメラを搭載した新型iPod nanoほか、iPodの新型ラインアップを発表した。今回発表されたのはiPod nano、iPod touch、iPod shuffle、iPod classic。

 iPod nanoは、8GB/16GBの2種類で、8GBが149米ドル(日本円14,800円)、16GBが179米ドル(日本円17,800円)。最大の特長として、背面の下部にビデオカメラを搭載。解像度は640×480ピクセル、フレームレートは30コマ/秒で、コーデックはH.264を採用。セピア、白黒、X線、フィルムグレイン、サーモメーター、監視カメラ、サイボーグなどといった15のリアルタイム映像効果機能も付属する。そのほか、FMラジオも新たに搭載されている。

 液晶ディスプレイは2.2型と従来の2型からさらに大型化。幅38.7×高さ90.7×奥行き6.2mm、重さは36.4gでデザインは従来の第4世代と同じ縦長モデルだ。ボディには光沢のある酸化皮膜処理アルミニウムを採用し、ボディカラーの発色を際だたせている。カラーはシルバー、ブラック、パープル、ブルー、グリーン、オレンジ、ピンク、イエロー、レッドの9色で、イエローとレッドのみアップルストア限定色となる。

 iPod touchは、8GB/32GB/64GBの展開となり、これまでの16GBはラインアップから消滅。価格を大幅に下げたことが大きなポイントで、8GBは従来の27,800円から19,800円に、32GBは47,800円から29,800円に、新しく登場した64GBは、これまでの32GBの価格である399米ドル(39,800円)となっている。

 無線LAN(IEEE802.11b/g)機能を搭載し、接続エリアでは即座にネットワークを認識。32GB/64GBモデルでは前世代のtouchと比較して処理性能速度が50%向上し、アプリケーションの起動やwebページの読み込みがさらに高速化したという。また、32GB/64GBモデルはOpenGL ES Version 2.0にも対応することで、携帯ゲーム機としてのパフォーマンスもアップ。さらに同日から配布開始されたiPhone OS3.1があらかじめインストールされている。液晶ディスプレイは3.5型ワイド(解像度は480×320ピクセル)。本体サイズは幅61.8×高さ110×奥行き8.5mm、重さは115g。

 iPod shuffleは、カラーバリエーションがブラック、シルバー、ピンク、グリーン、ブルーの5色へと増加。新たに酸化皮膜処理を施したアルミボディを採用し、カラーの発色がさらに良くなっている。2GB/4GBの展開で、2GBが59米ドル(5,800円)、4GBが79米ドル(7,800円)。また、アップルストア限定として4GBの光沢ステンレススチール製モデルが用意され、こちらは99米ドル(9,800円)。本体サイズは幅17.5×高さ45.2×奥行き7.8mm、重さは10.7g。ステンレスモデルの重さは17.2g。

 iPod classicはこれまでの120GBから160GBへと容量がアップ。カラーはブラック、シルバーの2色。容量が増えながらも価格は据え置きの249米ドル(24,800円)となっている。本体サイズは幅61.8×高さ103.5×奥行き10.5mm、重さは140g。

 イベントではiTunes 9もあわせて発表。新機能として、歌詞やライナーノーツ、そのほかのアーティスト情報をあたかもアナログレコードの中に封印したかのようなデジタルパッケージサービスの「iTunes LP」、最大5台までのコンピュータでiTunesライブラリを共有可能な「ホームシェアリング」、iTunesのライブラリにある相性のいい曲を探して、最大12個のミックスを自動的に作成する「Genius Mix」などが搭載された。

 なお、肝臓移植手術を受けたCEOのスティーブ・ジョブズ氏が今回のイベントでようやく公の場に復帰し、元気な姿を見せてくれた。
《小口》
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