KDDI、台湾沖の複数海底ケーブル故障がサービス復旧 | RBB TODAY
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KDDI、台湾沖の複数海底ケーブル故障がサービス復旧

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故障海底ケーブルの現状(2009年8月20日現在)
  • 故障海底ケーブルの現状(2009年8月20日現在)
 KDDIは19日、台湾沖を通過する複数海底ケーブルの故障について、ほぼ通常どおりすべてのサービスが利用可能な状態に復旧したことを発表した。

 台湾沖海底ケーブルについては、アジア向け一部地域宛のグローバルパスポートCDMA/GSM、国際付加サービスおよび法人向け回線の一部が、8月9日から利用できない状況が続いていた。故障した海底ケーブルの修理および衛星や他の海底ケーブルを利用した緊急迂回措置の実施により、現在、ほぼ通常どおりすべてのサービスが利用可能な状態に復旧したという。

 日本からベトナムの固定電話宛国際通話が13日7:00に復旧、グローバルパスポートCDMA/GSMについては14日14:00までに、すべての対地でサービスが復旧した。国際付加サービス (ジャパンダイレクト、スーパージャパンダイレクト、ワールドフリーフォン、バーネット)については、17日00:31までに24キャリアが復旧し、すべての対地でほぼ通常どおりサービスが利用可能となった。マレーシア(TT Dotcom)、モロッコ(MAROC TELCOM)、フィリピン(PHILCOM)、フィリピン(ETPI)、フィリピン(DIGITEL)については復旧作業中。

 現在、各海域にて海底ケーブル修復船が早期復旧に向けて作業を進めており、主要な海底ケーブルについては、2009年9月上旬に修理が完了する予定となっている。
《冨岡晶》
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