ヤフー、オークションWebサービス開発者向けに認可プロトコル「OAuth」を公開 | RBB TODAY
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ヤフー、オークションWebサービス開発者向けに認可プロトコル「OAuth」を公開

エンタープライズ その他
「Yahoo!デベロッパーネットワーク」サイト(画像)
  • 「Yahoo!デベロッパーネットワーク」サイト(画像)
 ヤフーは10日、外部のアプリケーションに対してリソースへのアクセス権限を付与するための認可プロトコル「OAuth」(オース)を公開した。「OAuth」を利用することで、リッチなオークションWebサービスの開発が可能になるという。

 あわせてOAuth対応API第一弾として、「Yahoo!オークション」内の入札・出品などを管理する「マイ・オークション」を外部アプリケーション上で利用可能にする「マイ・オークションAPI」の提供を開始した。

 「OAuth」は、インターネット上のサービス連携をシンプルかつ安全に実現するためのオープンな認可プロトコル。仕様が公開されていることから、技術ドキュメントやライブラリが充実しており、開発が容易で、すでに多くのサービスプロバイダが「OAuth」とそれに対応したAPIを提供している。「OAuth」を利用することにより、サービス提供者(Yahoo!JAPAN)のIDとパスワードを外部アプリケーション側に渡すことなく、リソースへの適切なアクセス権限を与えることが可能となる。同時公開された「マイ・オークションAPI」では、自分が気になる開催中のオークションの状況をチェックできる「ウォッチリスト」機能、自分が出品や入札をしたオークションの競売状態を確認する機能などに対応。「OAuth」と「マイ・オークションAPI」両方を利用することで、開発者は自社サイトに「マイ・オークション」機能を組み込んだり、連携したアプリケーションを作成したりできる。

 この取り組みは、Yahoo!JAPANが2008年から進めているオープン化の一環であり、Yahoo!オークションでは出品時に利用できるAPIの提供も予定しているぎじゃ、その他のサービスでもOAuthを利用したAPIを今後も積極的に進めていく予定だ。
《冨岡晶》
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