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ラオックス、中国・蘇寧電器の傘下に

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 ラオックスは25日、中国の蘇寧電器と日本観光免税と業務資本提携を行うと発表。蘇寧電器は27.36%を出資し、ラオックスを傘下に収める。ラオックスは約15億円の第三者割当増資を実施する。ラオックスは平成21年3月期を含め8期連続最終赤字で、企業価値の向上に迫られていた。

 今回の提携は抜本的な黒字化を目指すため郊外型家電事業から撤退して規模を縮小、同社の発祥の地である秋葉原での物販事業に専念していくことを戦略方針とするとしているが、一方で2社のノウハウを取り入れながら中国圏および海外への進出も視野に入れる。

 ただ、秋葉原はもともと閉開店など動きの激しい地域。同社は2002年には旧T-ZONEミナミ跡に大規模店舗のASOBITCITYをオープンしたが、2004年に閉店。2007年には「ザ・コン」で親しまれていたザ・コンピュータ館も「運用効率の低い大型店舗を売却して、有利子負債を完済し財務体質を強化するため」として譲渡している。同社の今後の動きが注目される。
《RBB TODAY》
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