【スピード速報(148)】CATVダウンレート高速局が多いのは東京と愛知 | RBB TODAY
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【スピード速報(148)】CATVダウンレート高速局が多いのは東京と愛知

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CATVインターネット局のダウンレートトップ50を算出し、この50局の主たるサービスエリアによって、都道府県別の局数をカウントした。トップ50局中なんと9局が東京都、6局が愛知県であった
  • CATVインターネット局のダウンレートトップ50を算出し、この50局の主たるサービスエリアによって、都道府県別の局数をカウントした。トップ50局中なんと9局が東京都、6局が愛知県であった
【スピード速報】はhttp://speed.rbbtoday.com/の1週間分の計測データをもとに各種の統計データを速報でお伝えする。このサイトはIXに計測専用サーバを置き、月間計測数は数十万を超え、統計データとしても十分な精度と信頼性を持っている。

 今回は高速CATVインターネット局の全国分布状況をお伝えする。2009年5月19日〜25日の測定データから回線種別が明記されたものと、判明できたものを抽出してキャリアごとに平均ダウンロード速度(ダウンレート)を求め、CATVインターネット局のトップ50を算出した。そして、この50局の主たるサービスエリアによって、都道府県別の局数をカウントした。

 なお、この時期の測定データが1件しかない局や、CATVをサービス種別に含めていないキャリアは対象外としている。

 図を見ての通り、高速局が多かったのは東京都と愛知県で、トップ50局中なんと9局が東京都、6局が愛知県であった。そして、千葉県と神奈川県が4局で続いている。今回の結果を見る限り、高速CATVインターネット局の分布は非常に偏っており、地域密着型のサービスであることとは裏腹に、速度においては大都市圏集中という皮肉な状況になっている。

 局ごとのダウンレートランキングについても触れておこう。トップは東京都調布市、世田谷区のジェイコム関東(J:COM 調布・世田谷)で、80.3Mbpsという圧倒的な速さであった。2位も東京都の局で、北区の北ケーブルネットワークが74.9Mbpsで続いた。3、4位には神奈川県の2局が入り、横浜市の横浜ケーブルビジョン(YCV)と、横浜市&川崎市のYOUテレビがランクインしている。このように、上位を京浜地域が独占する中、5位に大分県別府市と速見郡日出町をサービスエリアとするCTBメディアが入ったのは注目に値する。今後もいろいろな角度で分析してみよう。
《平野正喜》
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