【スピード速報(147)】アップレートも全ての回線種別で東高西低!CATVでは4.5倍強の大差 | RBB TODAY

【スピード速報(147)】アップレートも全ての回線種別で東高西低!CATVでは4.5倍強の大差

【スピード速報】はhttp://speed.rbbtoday.com/の1週間分の計測データをもとに各種の統計データを速報でお伝えする。このサイトはIXに計測専用サーバを置き、月間計測数は数十万を超え、統計データとしても十分な精度と信頼性を持っている。

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単位は平均速度(Mbps)。回線種別が明記されたものと、判明できたものを抽出し、5つの分類において集計した。東西は、NTT東日本とNTT西日本のどちらが管轄する都道府県かにより分けた。どの分類においても東日本が速い
  • 単位は平均速度(Mbps)。回線種別が明記されたものと、判明できたものを抽出し、5つの分類において集計した。東西は、NTT東日本とNTT西日本のどちらが管轄する都道府県かにより分けた。どの分類においても東日本が速い
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 今回は今年1月の第130回「ダウンレートは東高西低!東日本のCATVは平均50Mbps超」のフォローとして、回線種別ごとの平均アップロード速度(アップレート)を東日本と西日本に分けて分析する。2009年5月12日〜18日の測定データから回線種別が明記されたものと、判明できたものを抽出し、光ファイバ(FTTH)、ADSL、CATV(ケーブルテレビインターネット)、無線、モバイルの5つの分類によって集計した。

 なお、東西は、NTT東日本とNTT西日本のどちらが管轄する都道府県かにより分けた。よって、北海道・東北、関東、甲信越を東日本とし、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州・沖縄を西日本としている。

 図を見ての通り、第130回のダウンレートの場合と同様に、5つの分類すべてについて、東日本が西日本を上回った。そこで、それぞれの内訳について説明しよう。

 FTTHにおいて東日本を引き上げたのは41.8Mbpsのひかりoneだった。また、NTTグループが提供するBフレッツにおいても、NTT東日本が29.0MbpsでNTT西日本の22.4Mbpsを上回った。第130回のダウンレートの際には「今後、NTT西日本のBフレッツが東日本と同等の速度になり、ケイ・オプティコムのシェアが伸びれば、FTTHにおける『東西格差』は縮小するであろう」と述べたが、今回のアップレートではケイ・オプティコムは21.6Mbpsに留まり、「東西格差」は変わっていない。

 ADSLの内訳を、フレッツ・ADSL、Yahoo! BB ADSL、KDDI ADSL one、イー・アクセスADSL、アッカ・ネットワークスADSLの5種類に分けて分析したところ、第130回のダウンレートの際と同様に、Yahoo! BB ADSLにおいては西日本(3.5Mbps)が東日本(2.3Mbps)を上回っていることがわかった。しかし、他の4種においては、全て東日本が上回った。

 CATVの内訳は多岐に渡るため比較できないが、総合で東日本が西日本の4.5倍強という大差になっている。第130回のダウンレートの際は3.7倍だったから、より大きな差であることがわかる。第130回において「高速なCATV業者が東日本に多いことが予想できる」と推定したが、今回の結果を見てもその通りであろうと思われる。

 以上の通り、アップレートにおいても、内訳の一部を除いて圧倒的な「東高西低」になっている。第130回のダウンレートの際に説明したとおり、この傾向については、2006年11月の第18回「ダウンロードは関東圏と愛知が速く、大きすぎる『東高西低』の格差」で取り上げ、非常に多くの反響をいただいたが、変わっていないどころか差が広がっている懸念がある。今後また、多角的な統計を繰り返し、傾向を明らかにしていこう。
《平野正喜》

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