NTTとオプティム、「ホームICT」の普及促進に向けて提携 | RBB TODAY
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NTTとオプティム、「ホームICT」の普及促進に向けて提携

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  • ホームICT基盤とオプティム社技術の連携イメージ
 日本電信電話(NTT)および同社の100%子会社であるNTTインベストメント・パートナーズとオプティムは12日、「ホームICT」の普及促進に向けて業務提携することで合意したことを発表した。NTTは、業務提携の関係強化を目的として、NTT-IPを通してオプティムに対し総額約1.3億円の出資を行うことにも合意した。

 NTTグループでは、光・NGNや3G/スーパー3Gを中心としたICT基盤を積極的に拡充する具体的取組みとして、国際標準OSGi(Open Services Gateway Initiative)に準拠した「ホームICT」基盤の開発と普及を推進している。OSGiは、家庭・自動車・モバイルなどにおける、あらゆるタイプのネットワーク接続されたデバイスに対して、さまざまなアプリケーションやサービスを配布・管理するためのソフトウェアのインターフェイスを定めた規格となる。一方、オプティムは、ネットサービス利用時の機器設定やトラブルシューティングを自動化もしくは遠隔支援することによって、ユーザーの利用障壁を下げると同時に、ネットサービスやネット対応機器を提供している企業のテクニカルサポートなどのコストを軽減するソリューションを提供している。

 今回、NTTとオプティムが提携し、ホームICT基盤の上に、ユーザ宅内やSOHOオフィス内のネットワークに繋がる家電・機器の発見と機器特定、自動設定、トラブル診断、一部遠隔操作を行うオプティムの技術を載せることにより、PCやLAN機器、情報家電、モバイル機器などの初期設定の自動化や、複数の機器やメーカーにまたがった設定・診断・自動修復・問題点切り分けなどの遠隔からのサポートを充実させることが可能となるという。今後は、こうした双方の技術の連携によって、誰でも簡単に使えるホームICTサービスの実現を目指すとのこと。
《冨岡晶》
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