非正規社員の9割が現状に不安〜現実の賃金と理想の賃金にも大きな差 | RBB TODAY
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非正規社員の9割が現状に不安〜現実の賃金と理想の賃金にも大きな差

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調査結果
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 「イーキャリアプラス」は、2月20日から23日の4日間、25歳から39歳の正社員雇用を希望している非正規社員にアンケートを実施。計400名の回答を集計した。 

 「非正規社員であることにどの程度不安を感じているか?」を聞いたところ(単一回答形式)、約9割(89.1%)の回答者が「不安を感じている」(「不安を感じている」56.8%、「やや不安を感じている32.3%」の合計)と回答。次に、「不安を感じている」と回答した356名に対し、どのような不安を感じているのかを自由回答形式で聞いたところ、「正社員に比べ保障が少ない(20代後半男性)」、「給与が安いので貯蓄ができず、将来に対する備えができない(30代後半男性)」、「契約が満了になると、次の仕事を紹介してもらえるかどうか不安を感じる(30代前半女性)」などの意見が挙がり、多くの非正規社員が現状に不安を感じていることが明らかとなった。

 次に、「正社員で働くとした場合どのような点にこだわるのか?」をそれぞれの項目(賃金、勤務地、職種、労働時間、業界)に対し単一回答形式で聞いたところ、「こだわりがある」(「こだわりがある」、「ややこだわりがある」の合計)の回答が最も多かったのは、「賃金」(「こだわりがある」28.0%、「ややこだわりがある」56.5%の合計)で84.5%、2番目に多かったのは「勤務地」(「こだわりがある」33.8%、「ややこだわりがある」48.8%の合計)82.6%、「職種」(「こだわりがある」33.3%、「ややこだわりがある」46.0%の合計)79.3%という結果となった。

 「正社員として働くにあたって努力していることがあるか?」どうかという質問に対しては、76.2%の回答者が「正社員になるための努力をしている」と回答。さらに、努力していることの内容を聞いたところ(複数回答形式)、1位「(正社員として働くための)情報を収集している」38.8%、2位「資格取得を目指している」32.5%、3位「業界経験を積んでいる」26.0%となり、正社員雇用を希望している非正規社員の多くが、正社員になるために努力をしている実態が明らかとなった。

 また、非正規社員400名に対し、「どのようなことが正社員になることの障壁となっているのか?」を聞いたところ(複数回答形式)、「年齢」という回答が最も多く65.0%という結果になった。次に多かった回答は「経験がない」という回答で38.5%、3番目は「実績がない」38.0%、4番目「資格がない」33.5%、「採用している人数が少ない」27.0%という結果となり、「年齢」が最も大きなネックとなっていることがわかった。

 さらに、「現在の月額の賃金」と、「理想の賃金」を聞いたところ、現在の月額の賃金の平均は20万2千円、理想の賃金では26万7千円となり、現在の賃金と理想の賃金には6万5千円の開きがあることが明らかとなった。 (イーキャリアプラス調べ)
《織本幸介》
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