地味だけどGoogle Mapsよりスゴイ? LatLongLabの「ぽ地図」 | RBB TODAY

地味だけどGoogle Mapsよりスゴイ? LatLongLabの「ぽ地図」

 ヤフーが運営する地図情報サービスの公開実験サイト「LatLongLab」で、ちょっと面白い実験サービスがひっそりと公開されていた。サービス名称は「ぽ地図」というものだ。

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ぽ地図の画面:左側に検索結果、画像検索結果などが表示される
  • ぽ地図の画面:左側に検索結果、画像検索結果などが表示される
  • 地図上の文字を直接クリックできる。通常、サイト上の地図は印刷のものより建物や施設の情報を落としているが、ぽ地図では旧アルプス社の印刷用の詳細データを用いている。アイコンなどが地図のじゃまにならないので、情報量を増やすことができたそうだ
  • 「now POCHI」という機能は、直近20件の押された施設・店舗名などが表示される
 ヤフーが運営する地図情報サービスの公開実験サイト「LatLongLab」で、ちょっと面白い実験サービスがひっそりと公開されていた。サービス名称は「ぽ地図」というものだ。

 「ぽ地図」は、みたところ変哲のない地図上のビル、店舗情報などがクリックできる案内サービスだ。これだけではGoogle Mapsとどこが違うのか疑問に思うかもしれない。特徴は地図上のビル名や店舗名、施設名を直接クリックできる点だ。一般的な地図サイトの付加情報サービスは、地図上の文字もグラフィックデータであることが多いので、その文字にリンクを直接張ることは難しい。CGM型のタグ機能は、緯度・経度情報とタグ情報を結びつける方式で実現している。CGM型のサービスはこれのほうが都合がよいのだが、反面、地図上に余計な「フキダシ」やアイコンが煩雑に表示され、本来の地図が非常に読みづらくなってしまう。

 「ぽ地図」では、地図上の文字でリンクされている部分はマウスオーバーでハイライト表示される。クリックすると左のペインに住所情報(電話番号案内登録がベース)や検索結果、画像検索などが表示される。地図の表示を崩すことなく関連情報が見られるのだ。

 たいした機能ではないという意見もある。記者自信も最初はこれのどこがすごいのだろうかと思った。しかし、地図上の文字情報を直接クリックできるという本来自然なインターフェイスがユーザーに機能を意識させないということだろう。地味ではあるが、存在や操作を主張しないUIの洗練度は高い。

 ただし、この機能ため地図の表示ロジックは専用のものとなるので、CGM系のサービスには向かないかもしれない。たとえば自治体の観光地図やイベント案内での応用が考えられる。左のペインに表示される情報は、現在はYahoo!検索などの結果だがターゲティング広告などの可能性もありそうだ。

 現在「ぽ地図」がカバーしているエリアは以下のとおりだが、これも適宜追加、更新していきたいとしている。

(1)関東(東京駅/銀座/秋葉原/池袋/新宿/渋谷/横浜駅/中華街/元町)
(2)東海(名古屋駅/栄/大須/岐阜柳ヶ瀬
(3)関西(梅田・北新地/心斎橋/難破・道頓堀/川原町/祇園/清水寺/哲学 の道・銀閣寺/奈良/三宮/元町/ハーバーランド)
  ※縮尺:およそ1/1,500

※[お詫びと訂正]初出時、一部情報に誤りがございました。訂正するとともに、お詫び申し上げます。
《中尾真二》

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