スカパーJSAT、HDTV向けSTBの出荷を開始〜H.264 MPEGデコーダにNXPの最新ソリューションを搭載 | RBB TODAY
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スカパーJSAT、HDTV向けSTBの出荷を開始〜H.264 MPEGデコーダにNXPの最新ソリューションを搭載

エンタープライズ ハードウェア
スカパー!HD対応チューナー SP-HR200H
  • スカパー!HD対応チューナー SP-HR200H
 NXPセミコンダクターズは2日、スカパーJSATの新しい高解像度(HD)セットトップ・ボックス(STB)「SP-HR200H」に対して、H.264 MPEGデコーダ「CX2450x」ファミリをベースとした最新ソリューションを提供したことを公表した。同時にSTBがスカパーJSAから出荷開始されたことも発表された。

 このSTBは、「スカパー!HD」サービスで採用されたH.264圧縮方式およびDVB-S2伝送技術に対応したスカパーJSAT初のHD対応STBとなる。またNXPにとっては、日本における初のHDソリューションとなるものだ。10月よりスカパーJSATはHDサービス「スカパー!HD」の提供を開始しており、対応STBでは従来の標準画質放送の284チャンネルに加えてあらたにHD番組15チャンネル(2008年11月現在)が視聴可能となる。

 NXPのセットトップ・ボックス担当のシニア・バイス・プレジデント、ルイス・ブルースター氏は「スカパーJSAT社が発表した新しいHDTV向けSTBは、当社にとっても日本市場における画期的な製品と言えるでしょう。当社のCX2450xソリューションはあらゆる衛星信号や有線信号を有効に活用することで、1080iのクリアな画質、また幅広いオーディオ形式に対応した先進のオーディオデコーディングを実現します。これにより、ユーザーの皆様は大画面テレビとオーディオ機器の能力を最大限引き出せるようになります。スカパーJSAT社が提供するこのSTBを通じ、消費者は1つのプラットフォーム上で幅広い多様なコンテンツへアクセスし、新しいレベルの視聴環境を楽しめるようになります」とのコメントを寄せた。
《冨岡晶》
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