日立、ドライバーのハンドル操作にあわせて自動でブレーキ制御するシステムを開発
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同技術は、自動車のスムーズなコーナリングを実現することを目的に開発されたもので、操舵性の向上、乗り心地改善等の効果が確認されたという。具体的には、自動車がカーブ(曲線)に差し掛かった際に、ドライバーがブレーキを踏むことなく、代わりに制御装置がハンドルの操作にあわせて熟練ドライバーの運転技術と同様のスムーズなブレーキ制御を行うとのこと。この技術により、将来の自動運転、無駄なブレーキ操作によるタイヤ磨耗の軽減・燃費の向上などが実現する見込みだ。
2007年5月に日立と神奈川工科大学が共同で見出した、熟練ドライバーのハンドルとアクセル・ブレーキの連係操作とそれにより実現されるスムーズな車両運動が、加速度の時間変化(加加速度) と強い相関関係がある旨の理論がベースとなる。
この理論をブレーキ制御システムに搭載し、半径20mのコーナーに沿って走行する試験を行った結果、オーバースピードでカーブに進入してしまったときでも、制御によって適切な減速が自動的に行われること、車両の不快な傾き運動を低減できることが確認された。「路面にはりつくように曲がる」「安心感を持ってハンドル操作ができる」という試乗体験者の感想を得たという。
この成果は、2008年10月22日から名古屋国際会議場で開催される「社団法人自動車技術会秋季大会」にて発表される予定とのこと。
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