【フォトレポート】アップルが新しいMacBookの説明会を開催——アップルストアの様子も | RBB TODAY
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【フォトレポート】アップルが新しいMacBookの説明会を開催——アップルストアの様子も

IT・デジタル ノートPC
開店を待ちわびるユーザー
  • 開店を待ちわびるユーザー
  • 開店と同時に店内へ
  • 開店直後の店内の様子
  • さっそく購入したユーザー
  • 2台購入したヘビーユーザーも
  • 高精度アルミニウムユニボディ
  • マルチタッチトラックパッド
 アップルジャパンは15日、新しい「MacBook」シリーズの新モデルを発表した。開店前後の銀座アップルストアの様子や、本社で開催された記者説明会をフォトレポートする。

 銀座アップルストアでは、10時の開店にあわせて新製品を販売開始。先月発売された新iPodシリーズのような長蛇の列とはいかなかったが、開店前から購入を望むユーザーが店舗前で待機。入口が開かれると同時に店内に入っていった。

 店内には新しい「MacBook」「MacBook Pro」「MacBook Air」が勢ぞろい。熱心なユーザーやプレス関係者が店員にレクチャーを受けながら、興味津々に製品を隅々まで触りまくっていた。もちろん、さっそく購入するユーザーもおり、中にはMacBook ProとMacBook Airの2台を購入するヘビーユーザーも見受けられた。

 また、本社で開催された説明会では、新モデルの魅力を語られた。新しいMacBookシリーズは「デザイン、機能、テクノロジーのすべてをゼロから見直し、これまでにないレベルへと進化」した。おもな特徴は次の4点。1つ目は高精度アルミニウムユニボディ、2つ目はLEDバックライト搭載ディスプレイ、3つ目はマルチタッチトラックパッド、4つ目はNVIDIAのグラフィック搭載になる。

 新しい製造方法を用いた「ユニボディ」は、ロケット部品製造にも使われるコンピュータ数値制御を採用し、1枚のアルミ板から削り出されている。ポイントとなるのは軽さと耐久性の強さ。「継ぎ目のない滑らかなデザインは、多くのパーツを寄せ集めた他のノートPCとは一線を画している」と独自性をアピールした。

 LEDバックライト搭載ディスプレイは、本体を開くとすぐに画面が表示されるのが特徴。アルミニウムの天板とガラスのスクリーンが一体化したデザイン。また、電力効率がよくバッテリを長持ちさせたり、水銀やヒ素を含まないなど環境へも配慮している。「この価格帯でLEDバックライトディスプレイを標準搭載するのはMacBookが初めて」で、国内市場全体でも搭載するのは2.1%しかないとのことだった。

 マルチタッチトラックパッドは、ボタンをなくすことで従来モデルから約40%拡大。トラックパッド自体がボタンになっており、どこでもクリックできる。また、エッチング加工されたガラスを採用し、キズや摩耗に強いという。さらに、複数の指を使うことでさまざまな操作を行えるマルチタッチジェスチャーに対応。新たに4本指でのスワイプジェスチャーを追加し、アプリケーションの切り替えなどの操作が行えるようになった。

 グラフィックはMacBookにNVIDIAのGeForce 9400Mを搭載し処理性能を強化。MacBook ProはGeForce 9600M GTと GeForce 9400Mの両方を搭載し、状況に応じて使い分けられる。パフォーマンス優先のGeForce 9600M GT使用時はGeForce 9400Mと比較して約2倍のパフォーマンスになり、バッテリ寿命優先のGeForce 9400M使用時はGeForce 9600M GTと比較して1時間長く使用できると解説し、「システム環境設定で簡単に変更でき、ログアウト/インするだけで設定変更できる」という手軽さも付け加えた。

 最後に今回の新モデルについて、「MacBookはトータルのバランスがいいから市場に受け入れられた。新モデルも今後日本市場で広く受け入れられると思う」と期待を膨らませつつ、「価格によらないコストパフォーマンスは圧倒的だと考えている」との自信を示した。
《近藤》
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