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三国ロジスティクスオペレーション、デジタルタコグラフ活用で20%の燃費削減を実現

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デジタルタコグラフで燃費を可視化:システム開発は富士通
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 三国コカ・コーラボトリングは4日、貨物運送、および自動販売機の商品補充、陳列決定などを行うベンディング・オペレーション業務を担当する関係会社の三国ロジスティクスオペレーションに、デジタルタコグラフを活用した運行支援システムを導入し、2007年度と比較して約20%の燃費削減を実現した。

 三国ロジスティクスオペレーションは、2007年9月より本社を含む21拠点・300台以上の車両にデジタルタコグラフを搭載し、セールスドライバー一人ひとりの運転状況・急な加減速、アイドリングなどの運行状況を可視化するシステムを導入した。同システムは、ナブアシストの「Navisia運行支援システム」をベースに構築されたもので、車両に搭載されたデジタルタコグラフで運転中の「速度」や「エンジン回転」といった運転情報、「作業場所」や「走行軌跡」といった作業情報を記録し、帰社後、これらの情報をもとにした「運転日報」、運行状況の把握や帳票の自動作成にくわえ、対面指導時に活用することにより、「安全運転」、「経済運転」、「輸送品質の向上」の意識向上に勤めた。

 具体的には、事務所の管理システムであらかじめ設定された車両の「速度」、「エンジン回転」、「アイドリング時間」などの値を運転中に超過すると、デジタルタコグラフが音声で警告し、標準搭載されたGPSレシーバにより「違反地点」を記録する。また、GPSレシーバや操作部を活用し「運転日報」を自動作成できるので、日報の作成に時間を割く必要もなく、さまざまな視点から運転状況や傾向を把握して運転指導に役立てられる。さらに、車両からの走行情報を記録しているので、事務所システムで給油量の登録により「燃費集計表」を自動作成できる。
《富永ジュン》
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