NECソフトは25日より、オンラインストレージを活用した法人向けバックアップサービス「オンラインバックアップASP」の提供を開始した。 「オンラインバックアップASP」は、オンラインストレージとバックアップツールを組み合わせることにより、重要データをデータセンターへ自動でバックアップするサービス。オンラインストレージは、BIGLOBEが本年7月から提供を行っている“低コストストレージ基盤”を利用する。 ASPサービスのため、難しいサーバや回線の構築・運用が不要。安価で即日導入が可能。またバックアップデータの増加によるディスク増設なども不要などのメリットがある。バックアップデータは自動的に暗号化されSSL通信でデータセンターに送られる。更新された差分データを検知し、自動でバックアップするため、時間なども短縮されるという。 主な機能は、バックアップ対象データ指定、バックアップタイミング指定、世代管理、ファイルサーバのミラーリング、外出先からのデータ取得、管理者機能など。 価格は、初期導入費不要の従量制による月額課金で、月額利用料は1アカウントあたり税込105円・1GBあたり525円。NECソフトでは、今後3年間に100社 3万ユーザの利用で約2億円の売上を見込んでいるとのこと。 なお「オンラインバックアップASP」は、本年1月に開催された「ITpro EXPO 2008 Spring」(東京ビッグサイト)に参考出展した際、「ITproEXPO Award 2008 Springエンタープライズ部門」を受賞したサービスに改良を加えたものとなっているとのこと。10月15日から開催の、ITpro EXPO 2008 Autumnにも出展される。
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