【速報】アッカ、イー・アクセスの子会社に(更新) | RBB TODAY

【速報】アッカ、イー・アクセスの子会社に(更新)

 31日、アッカ、イー・アクセス両社は、第三者割当による資本提携とDSL事業の業務提携について発表を行った。

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 31日、アッカ、イー・アクセス両社は、第三者割当による資本提携とDSL事業の業務提携について発表を行った。

 発表によれば、現在競合状態にある両社のDSL事業を統合することで、シェアの拡大、保守その他のコストダウンとシナジー効果を実現させるため、事業、設備、人員の統廃合を行う。そのうえで、アッカは、イー・アクセスを引き受け先とする第三者割当増資を行い、資本面でも提携するとしている。この第三者割当増資が実施されると、イー・アクセスが保有するアッカ株式の議決権割合は45.3%となり、アッカはイー・アクセスの連結子会社になる。新規に発行される株式は普通株式で61,790株の予定。取得価格は74億1,400万円。新株の発行は8月15日に行われ、9月12日に引渡し期日となっている。

 業務提携については、イー・アクセスの保有するDSL関連設備をアッカに譲渡、アッカのネットワーク保守運用業務をイー・モバイル(イー・アクセスの持分適用会社)に委託、モデムレンタルや流通業務、カスタマーサポート業務の(バックヤード3業務)アッカへの統合、の3つが柱となる。イー・アクセスのDSL事業は、アッカに設備使用料を支払うことで継続される形になる。そのネットワーク保守などをイー・モバイルが行うという形になる。

 この資本・業務提携により、両社のDSL市場の契約数シェアは、NTT東西を別会社としてみた場合、第2位の事業グループとなる。

 なお、イー・アクセス側は、アッカの第三者割当増資終了後、10月には臨時株主総会の決議を経て過半数となる新取締役を派遣する予定としている。アッカとイー・アクセスは、2008年初頭にイー・アクセスがアッカの株式を取得し、第2位の大株主になった際に、代表取締役を含む役員の入れ替えを提案し、アッカ株主に委任状の提出を募ったことがある。

 このときは、イー・アクセスによるアッカの乗っ取りや合併が新聞などでも取り沙汰された。その後、アッカの社長退任や組織の建て直しなどの動きがあり、イー・アクセスは役員入れ替えや委任状についての提案を取り下げていた。

 6月には、アッカがイー・モバイルのMVNOとなりデータ通信サービス「ACCA mobile(E)」などを発表し、両社の接近、提携の土壌が作られていたといえる。

 ADSL市場では、シェア1位となるソフトバンクでは、今回の資本・業務提携によってイー・アクセスグループが第2位になることに対して、現時点ではとくにコメントなどはないとしている。また、これによってソフトバンクのADSL事業に対する対策や変更などもないそうだ。
《中尾真二》

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