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iPhone 3Gは7月11日発売——販売店・方法・イベントなどは?

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iPhone 3G:Y!ボタンの懸念もあるが、日本仕様にするコストと商品そのものの魅力を勘案すれば、おのずと結論はでそうな気がする
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 ソフトバンクとアップルは、かねてより報道や発表のあったiPhoneの新しい機種「iPhone 3G」を7月11日(日本時間)に発売すると発表した。

 iPhone 3Gは、内蔵ソフトウェアを2.0にアップデートし、通信速度を2倍に高め、3G端末、GPSなどの機能も搭載し、アップルCEOのスティーブ・ジョブスによれば、米国での本体価格は、8GBモデルで199ドル、16GBモデルが299ドルと初代iPhoneのおよそ半分に抑えるという。ただし、米国でもこの価格にAT&Tの契約料などが必要であり、日本発売時の実際の性能や価格、料金プランその他は未定だ。

 新しいiPhoneは通信方式をGSMから3Gに対応させることで、年内に70か国以上で販売される予定だ。その内、オーストラリア,オーストリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、香港、アイルランド、イタリア、日本、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、英国そして米国の22か国が各国の時間で7月11日の発売となる。

 アップル広報によれば、同社ウェブサイトに一時、購入はソフトバンクモバイルの店頭で販売という情報が表示されていたが、これは確定情報でないものが誤って表示されてしまったとのことで、現在は情報は削除されている。販売方法などは現段階では未定としている。ソフトバンクモバイル広報でも決定事項ではないとして、「現段階で発表できるものは7月11日の発売日だけである。」との回答だった。また、カウントダウンなどのイベントは予定されているかとの質問についてアップル広報は、とくに予定はしていないが、ユーザーが集まることはあるかもしれないとした。

 販売店については、ともすれば、当の企業以上にユーザーがブランドイメージを大切にするアップル製品だけに、調整はぎりぎりまで続くのかもしれない。大手の量販店などはアップル製品を取り扱っているところもあるが、街中のケータイショップで売られるiPhoneのイメージをどう捉えるかによるだろう。

 価格についても、本体が300ドル前後というのは、日本の一般的な携帯電話本体の価格とするとかなり安い設定となってしまう。他製品とのバランスや差別化が難しいところだが、iPhone自体、通話機能よりインターネット端末やメディアプレーヤー、PDAとしての評価が高く、メインの携帯電話とは別のセカンド端末としての市場が有望視されている面がある。安価な設定ならこの市場でいっきに広がる可能性もある。もちろん、ブランド戦略によって高価な設定も不可能ではないが、契約者数獲得にいちばん伸びしろのあるソフトバンクには、米国発表価格と同等な価格設定を期待したい。
《中尾真二》
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