NXPセミコンダクターズおよびStreaming Networksは米国時間14日、ラスベガスで開催中の「National Association of Broadcasters Show」（NAB 2008）において、パーソナル メディア レコーダ「Streaming Networks iRecord Pro」を発表した。 「iRecord Pro」はNXPのメディア プロセッシング テクノロジ「Nexperia」を搭載し、テレビ、STB（セットトップ ボックス）、デジタル ビデオ レコーダ、DVDプレイヤー、カセット プレイヤーなど、さまざまな録音・録画機器と接続可能となっている。接続後はボタンを押すだけで、コンピュータを介さないでH.264/AVC形式にコンテンツを変換可能で、iPod、PSP、video walkman、iPhoneなどの携帯メディア プレイヤーでの動画視聴などが可能となる。またUSB接続により、メディアプレイヤー、USBドライブ、Windows PCやMacintoshなどへ、任意の解像度でAVコンテンツを直接録音・録画することも可能。D1動画解像度（720×480）のエンコードにも対応する。 NXPでは、これによりさまざまな携帯メディア プレイヤーで動画の視聴がより簡単に行えるようになるとしている。同社のホーム ビジネス ユニット・地域ビジネス開発担当のクリスティン・スワンソンは「Streaming Networks社とNXPのパートナー関係によって、迅速、簡単に動画コンテンツのエンコードと録画を実行できる、優れた柔軟性のソリューションを消費者に提供することが可能になりました。iRecord Proにより消費者はオンライン メディア サイトから高いAVコンテンツを個々に購入したり、長い時間をかけて携帯メディア プレイヤー互換形式へ変化したりする必要なしに、自分のプレイヤーやラップトップへ好きなコンテンツを自由にロードすることができます。」とのコメントを述べている。 iRecord Proの価格は$259.95で、2008年第2四半期よりwww.irecord.comおよび大手小売およびカタログ店舗を通じて提供される予定。
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