デルがストレージ戦略説明会を開催!Dell EqualLogicは仮想化をさらにシンプル化 | RBB TODAY

デルがストレージ戦略説明会を開催!Dell EqualLogicは仮想化をさらにシンプル化

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デルのストレージ製品
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  • DELL EqualLogic PS5000シリーズ
  • エンタープライズマーケティング本部ストレージブランドマネジャーの矢部聖一氏
  • イコールロジック営業本部本部長の秋山将人氏
 米デルは1月下旬にiSCSIストレージ製品群のEqualLogicを買収し、2月上旬にはDell EqualLogic PS5000シリーズの発売を開始した。PS5000シリーズは基本的にはEqualLogicの製品と変わる部分はないが、SASドライブ搭載モデルとSATA搭載モデルでシャーシが異なっていたのを統一した。また、中に入るドライブの変化でモデル名が変わり、7200回転のSATAドライブを搭載したP5000E、10000回転のSASドライブを搭載したPS5000X、15000回転のSASドライブを搭載したPS5000XVの3モデルに大別される。

 デルは、同シリーズが市場にインパクトを与えるものととらえており、28日には報道関係者を対象にした「ストレージ戦略説明会」を開催した。エンタープライズマーケティング本部ストレージブランドマネジャーの矢部聖一氏は、今回投入したiSCSIのPS5000シリーズがFC製品と競合するものではないとして次のように話した。「ストレージの市場を見ても分かるとおり、iSCSIはFCの市場を越えるだろうといわれている。ただ、FCの市場も減りはせず、むしろ伸びている。デルが今回、EqualLogicを買収して得たのは、両輪でマーケットを動かしていけるということだ」。Dell EqualLogicストレージは設定・パフォーマンス・管理を自動化した顧客が使いやすい製品。一方、DELL|EMCはアプリケーションに対して最大限のパフォーマンスと技術を与える製品と定義した。フォーカスするマーケットはIAサーバにつながるストレージマーケット。すでにデルのサーバを購入している顧客については直販で、他のベンダーのサーバを使っている企業についてはEqualLogicのパートナーと協業して販売していく。

 イコールロジック営業本部本部長の秋山将人氏は、iSCSIのパフォーマンスと特徴について解説した。氏はFCのような4Gのバンド幅を必要とするアプリケーションは、高画質のストリーミングなど限られた用途でるとし「お客様がストレージに求めるパフォーマンスというのは基本的にはレスポンスになる。レスポンスはプロトコルに依存せず、iSCSIがFCに劣るということはない。ランダムライトにおいても同等のパフォーマンスを発揮している」と説明。購入コスト削減、拡張性の維持、災害対策への対応、管理コストの削減など顧客の要望にも、シンプル化されたストレージとして価値を提供していくと続けた。具体的には、まず冒頭に上げたシンプルな価格体系。次にソフトウェアオプションがない点を挙げ「必要な機能をすべて標準機能として搭載しているので、いつでも必要な時に機能を利用いただける」とアピール。さらに、管理コストの削減についても、パフォーマンスチューニングをストレージ側が自律的に実現する機能を通じて行えると話した。

 EqualLogicの製品がiSCSIに特化している理由としては、サーバがアクセスするポートが固定されず、ダイナミックに切り替えることがプロトコルベースで可能であり、標準技術ベースで仮想化とのマッチングがいい技術である点を挙げた。「ストレージにはアクティブな物理ポートがあり、当然そこには物理IPアドレスが設計されている。その物理IPアドレスをきょう体にまたがってまとめる仮想IPアドレスを設定できる。iSCSIのイニシエータ側は何を認識すればいいか?ひとつのIPアドレスをポータルという形で認識する形でアクセスが可能になる」。非常にスタティックなルーティングを基本としているFCに対して、iSCSIの優れたところであり「iSCSIベースでユニットを仮想化し、かつIOをロードバランシングするという機構を組み込んでいる」とアピール、仮想化をさらにシンプル化するものであるとした。
《RBB TODAY》

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