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日立、エンタープライズサーバ「EP8000」に最新POWER6プロセッサ搭載モデルを追加

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EP8000 570
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 日立は2月1日より、高性能・高信頼システム向けUNIXサーバ「EP8000シリーズ」に、新世代POWER6プロセッサを搭載したエントリーモデル「EP8000 550」「EP8000 520」をあらたに追加、販売を開始する。

 「EP8000 シリーズ」は、システムとしてメインフレームクラスの信頼性と可用性を備えた基幹業務システム向けのサーバ。日立独自の高速系切替機能などの高信頼化機能を提供するとともに、日立ディスクアレイサブシステムとの連携機能、安定稼働に役立つ情報提供やAIX予防保守パッチ、AIX ソースコード解析による緊急パッチなども提供する。

 「EP8000 550」はPOWER6(4.2/3.5GHz)を最大8way 構成まで可能なエントリーモデル。POWER5+を搭載した従来モデル「EP8000 550Q」に比べ、最大約1.7 倍のトランザクション処理性能を実現している。メモリ最大256GBまで対応し、PCIスロットは最大59スロットまで増強できる。「EP8000 520」はPOWER6(4.2GHz)を最大4way構成まで可能なエントリーモデルです。メモリ最大64GBまで対応し、PCIスロットは最大60スロットまで増強できる。また今回あらたに「命令リトライ・リカバリ機能」をサポートし、プロセッサ内部の命令実行中にエラーが発生した場合でも処理を停止せず業務を継続できる。

 筐体はラックマウント型とタワー型の2種類が用意されている。OSはAIX Ver.6.1に対応するが、5.3の搭載も可能となっている。

 なお「EP8000 550」「EP8000 520」では、プロセッサの仮想化機能であるライブ・パーティション・モビリティ機能がサポートされる予定。サーバか稼働中でもパーティションの移設をサーバ間で行うことができる。

 価格は「EP8000 550」が683万7600円〜、「EP8000 550」が166万6350円〜。出荷時期は「EP8000 550」4.2GHz版が2月29日、「EP8000 550」3.5GHz版および「EP8000 550」が4月30日。
《冨岡晶》
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