北海道・東北6県の生協がGoogle Appsを導入 | RBB TODAY
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北海道・東北6県の生協がGoogle Appsを導入

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 20日、北海道の生活協同組合コープさっぽろと東北6県の生活協同組合で組織する生活協同組合連合会コープ東北サンネット事業連合は、グーグルの企業向けサービスである「Google Apps Partner Edition」を会員向けに提供すると発表した。

 Google Appsは、マイページ、メール、スケジュール、ドキュメント作成などが行えるウェブサービスだ。Partner Editionは、SOHOや企業、教育機関、団体向けにアカウントやアクセス制限などカスタマイズした形でGoogleの各種サービスが利用できるものだ。コープさっぽろ、サンネット事業連合では、消費者会員向けにこれらのサービスを展開する予定だ。サービス開始は4月からテストユーザーでの運用を予定しており、2008年度は6万人のユーザー登録を目指しているという。サービス提供の当面の目標は65万人だそうだ。これは、コープさっぽろの組合員約130万、サンネット事業連合125万人のうち、現在PCなどを積極的に利用しているユーザーを想定している。生協マイページとして設定されるアカウントは、外部から個人を特定できないようにカスタマイズし、シングルサインオンによる利用を考えているという。

 生協では、セール情報などのチラシ的な目的ではなく、購入した商品の食品表示や環境などの情報を、特定の消費者ごとに提供したり、消費者からの意見の吸い上げたりすることに利用していく予定だ。組合員どうしでマイページやメール、スケジュールなどを使った情報の共有、交換は自由だ。
《中尾真二》
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