アルバネットワークスは9日、マルチサービス・モビリティ・コントローラとIEEE802.11n規格対応無線アクセス・ポイントを発表した。 今回発表されたのは、Aruba MMC-6000マルチサービス・モビリティ・コントローラに搭載可能な32コア・マルチスレッド・ネットワーク・プロセッサ内蔵マルチサービス・モビリティ・モジュール。プログラマブルでソフトウェアアップグレードによる機能追加が可能なほか、4枚のホットスワップ対応モジュールにより最大スループット80Gbps、3万2,768ユーザ、2,048ローカル・アクセス・ポイント、8,192リモート・アクセス・ポイントをサポートする。 また、中小規模企業向けにAruba MMC-3000マルチサービス・モビリティ・コントローラ・ファミリもラインナップに追加された。最大8Gbpsのスループット、2048ユーザー、128のローカル・アクセス・ポイント、512のリモート・アクセス・ポイントをサポートする。また、有線機能も備えている。 デュアル・ラジオ搭載のAP-124、およびAP-125 802.11nアクセス・ポイント・ファミリーは、第2世代RFチップとMIPS CPU、ハードウェアベースの暗号化プロセッサを搭載する。ダイナミック・フリークエンシー・セレクション(DFS)と3x3のMIMO方式の採用により、無線アクセス、侵入検知監視、トラフィック解析、セキュア・エンタープライズ・メッシュ、リモート・アクセス・ポイントといった各アプリケーションで使用できる。また、アクセス・ポイントの設定変更や更新は、ネットワーク経由でセンターから自動ダウンロードされるのも特徴のひとつだ。さらにTPMマイクロコントローラによる暗号化機能やMIMOストリームの数を調整する自動PoE管理機能も提供されている。