NEC、広視野角/狭視野角の切換表示が可能な液晶ディスプレイモジュールを開発
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これまで、ATMなどに採用される従来の方式は、液晶パネルの表示面側に視野角を制御する仕組みを設置するもので、狭視野角時の表示情報の遮蔽性に限界があるとされてきた。これに対し、今回発表された液晶ディスプレイモジュールは、液晶パネルのバックライト側の偏光板にバックライトからの光の進行方向を切り換える機能を組み込むことで、従来方式に比べて狭視野角時の遮蔽性を大幅に高めたという。また、バックライトからの光の進行方向により広視野角/狭視野角を切り換えて表示できるほか、狭視野角時の視野角を任意に設定可能としたことで、「狭視野角によるセキュリティの保持」と「広視野角による広告効果の実現」を両立できるとしている。同社はATMやKIOSK端末、自動発券機など、パブリックッスペースに設置されセキュリティと広告効果を求められる表示用端末への導入を想定している。