社内の通信機器をアウトソーシング——NEC、コスト削減サービス提供 | RBB TODAY
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社内の通信機器をアウトソーシング——NEC、コスト削減サービス提供

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オンデマンド型ネットワークサービス
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 日本電気(NEC)は7日、電話システムやネットワークシステム(LAN/WANの機器・回線)を自社資産として保有せずに、電話機・ネットワーク機器・回線などの数量やサービスレベルに応じた従量課金方式により利用可能とする「オンデマンド型ネットワークサービス」を発売した。

 このサービスは、NEC独自のノウハウを用いたネットワークインフラシステムの最適化、およびITILに基づいた効率的な運用管理によるネットワーク運用管理コストの削減、ネットワーク機器/回線などの調達からシステム構築・運用管理・保守までネットワークに関わる全てのサービスをワンストップで提供を実現したもの。

 これにより、利用企業は新たにネットワーク機器を購入する必要が無くなるため、企業の組織再編やM&Aなどの経営変化に伴い、社内ネットワークシステムを柔軟かつ迅速に変更可能になるとしている。

 なお、本サービスの第1号ユーザーとして、オムロンが経営・事業を支えるIT基盤の変化対応力の強化を目的に、国内38拠点の利用者を対象に導入。同社ではネットワークシステムの年間管理コスト約20%削減を見込んでおり、海外拠点への拡大も検討しているという。

 オンデマンド型ネットワークサービスのサービスメニューは以下の通り。

●企業内電話サービス
 NECのデータセンターにSIP対応テレフォニーサーバ(UNIVERGE SV7000)を設置してIPセントレックスシステムを構築し、電話機1台単位の従量課金でサービスを提供。標準サービスで、ネットワークインフラシステムの設計/構築、電話端末の提供、サービスデスクの提供、システム障害/性能の監視、構成機器の保守を実施

●事業所内LANサービス
 事業所内LANシステムを構築し、LANポート1ポート単位の従量課金でサービスを提供。標準サービスで、ネットワークインフラシステムの設計/構築、サービスデスクの提供、システム障害/性能の監視、構成機器の保守を実施

●事業所間WANサービス
 事業所間WANシステムを構築し、事業所収容回線単位、事業所収容チャネル単位または端末1台単位での従量課金でサービスを提供。標準サービスで、ネットワークインフラシステムの設計/構築、サービスデスクの提供、システム障害/性能の監視、構成機器の保守を実施
《村上幸治》
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