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goo、10周年記念セミナー「インターネットの10年と今後の歩み」開催

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丸の内OAZOでgoo10周年記念セミナー「インターネットの10年と今後の歩み」が開催
  • 丸の内OAZOでgoo10周年記念セミナー「インターネットの10年と今後の歩み」が開催
  • NTTレゾナント goo編成部門の岡本哲氏
  • 1997年3月27日スタート時点のgoo。Googleにも似たシンプルな画面
  • 1998年10月時点のgoo。初めてのリニューアル
  • 1999年5月時点のgoo。サービスを拡充して見た目がカラフルに
  • 2000年10月時点のgoo。サービスを大きく区分けして配置
  • 2001年8月時点のgoo。カテゴリ検索が追加
  • 2003年4月時点のgoo。画像要素が増加
 NTTレゾナントが運営するインターネットポータルサイト「goo」は、2007年3月27日にサービス開始10周年を迎えた。

 gooでは10周年を記念して、2月26日より特設サイト「goo10周年特集」を開設、これまでの「goo」の歩みを振り返るコーナーや、著名人によるお祝いコメント動画の無料配信などを行ってきたが、3月27日には「goo検索ブックマークレット」やブログパーツ、ガジェットなど、より簡単に「goo」を利用するためのツール類の提供も開始している。

 常にユーザとともに歩み続けた10年。そんなgooの10年をインターネット全体とともに振り返るセミナーとして、「インターネットの10年と今後の歩み」と題したセミナーが27日、丸の内OAZOにて開催された。

 まずはNTTレゾナント goo編成部門の岡本哲氏が「インターネットの10年・検索サービスの10年」というタイトルで、この10年間を振り返った。10年前のスタート時点のgooの画面から、歴代のリニューアル画面を当時の流行語とともに解説していく、という内容だ。非常に懐かしい画面も多く、インターネットの10年がいかに濃かったかわかる。

 その後は検索エンジン全般の10年を振り返り、「千里眼」「Yahho」や「NTT DIRECTORY」などの黎明期からYahoo!の独走時代、Googleの台頭、Web2.0への変化などを解説しつつ、この10年を振り返った。検索ニーズ自体の多様化もさることながら、子持ちのいわゆる「標準世帯」が一人暮らしの「単身世帯」を下回るようになるなど、この10年間の日本そのものが大きく変わったことに言及しつつ、ブロードバンド先進国・ケータイ先進国の日本オリジナルの検索にこだわっていきたい、と今後のgooについて締めくくった。

 さらに、ぷららネットワークス サービス企画部の川西隆仁氏が今後のインターネットサービスの重要要素である動画配信について、自社の4th Mediaを例に解説。またNTTコミュニケーションズ ネットビジネス事業本部の石井健太郎氏が、同じく今後の重要要素となるであろう“ノンPC”分野の展開について解説を行った。

 ある意味、あっという間の10年でここまで進化してしまったインターネット。Web2.0という言葉も出てきたが、すでに進化は頭打ち、という意見もないわけではない。しかし、このセミナーの登壇者全員が異口同音に「今後もまだまだインターネットは進化する」として、この10年を回顧するだけでなく、今後のビジョンについて力強く語ってくれたことに、非常に感慨深いモノがあった。
《冨岡晶》
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