JACCSカード、05年2月までに入会した会員15万人分の個人情報が流出 | RBB TODAY
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JACCSカード、05年2月までに入会した会員15万人分の個人情報が流出

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 ジャックスは20日、同社の業務委託先となる大日本印刷からダイレクトメール作成のために預託した、同社クレジットカード会員の情報が流出したと発表した。

 流出したのは、2005年2月までに入会した、生年月日が昭和10年6月25日から昭和50年2月27日までの会員、かつ2005年2月時点で北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川に在住していた約15万人分。流出したデータは、カード番号、有効期限、氏名、性別、生年月日、郵便番号、住所、電話番号で、利用金額、借り入れなどの信用状況、および決済口座番号などは含まれていない。

 事件の経緯は、2006年6月に同社クレジットカード会員の個人情報を不正に使用したインターネット通販詐欺が発生していると、警視庁より連絡があり、個人情報流出の可能性が判明した。その後、インターネット通販詐欺事件の容疑者3名が逮捕され、さらに、2007年2月1日に大日本印刷の業務委託先の元社員が個人情報の窃盗と販売の容疑で逮捕されてデータの押収が行われたというもの。

 同社では、情報流出の可能性がある会員に書面によるお詫びを送付するほか、現在利用中のクレジットカード番号を新しいものに差し替えるとしている。
《富永ジュン》
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