ティム・バートン監督は食品サンプルがお好き!? 仮装コンテストで | RBB TODAY
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ティム・バートン監督は食品サンプルがお好き!? 仮装コンテストで

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とってもお茶目なティム・バートン監督
  • とってもお茶目なティム・バートン監督
  • MCの山本シュウ氏も大の「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」ファンということでノリノリ
  • カワイらしい参加者もたくさん
  • 憧れの監督の審査を、固唾をのんで見守る参加者達
  • 「あと2時間ほど、色紙を書く時間をくれないかな(笑)」といいつつ、ものすごいスピードでイラストを描くティム・バートン監督
  • グランプリは、サリーとクリスマスプレゼントの仮装の2人組
  • こんなポーズまで飛び出した!
  • 参加者全員と記念撮影
 映画監督ティム・バートン。本名Timothy William Burton。ディズニー・スタジオのアニメーターとして「きつねと猟犬」や「トロン」などに参加。テレビシリーズとは異なる視点でヒーローを描いた「バットマン」が大ヒットし、以後「シザーハンズ」「バットマン・リターンズ」「エド・ウッド」「スリーピー・ホロウ」「ビッグ・フィッシュ」など、ダークな世界観のなかに、どことなく温かみを感じさせる作品を多数制作している。

 彼の代表作にしてストップモーション・アニメーションの金字塔としても知られる「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」(NBC)、この秋にデジタル3D映像となって蘇った。これを記念して、ティム・バートン監督がYahoo!ライブトークに登場した。さらに仮装コンテスト「日本一のナイトメアー・ビフォア・クリスマスは誰だ!」が開催され、ライブトーク当日に最終選考に残った10組が来場し、監督がグランプリを決定した。

 収録場所は、いつもどおりヤフー社内の会議室。開始時間数分前に本人がスタジオに登場し、さっそく雑談開始。シャイながらスタイリッシュな映画そのままの人柄が、一言一言に感じられる。来日直後の印象と言うことでは「秋葉原に興味津津だが、まだ行っていないんだよ」とオタク趣味を感じさせる受け答え。

 そして、今回リメイクされた「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の3D版については「よりリアルになったので、ハロウィーンズタウンにパペット達と一緒にそのままいるような感覚が得られると思います。でも触りたい人より逃げたい人が多いんじゃないかなあ(笑)」と表現。当日掛けていたサングラスについても「映画用の3Dメガネと違って、これはX線仕様なんだ。なんでも透けて見えるよ」とウィットに富んだ受け答え。ネットTVに初出演したことについても「Oh!それはまずいね。実はボクは潜伏中なんだ!」と、本当にひょうきんな人柄だ。

 視聴者からの質問で「好きな日本食は?」と来ても「日本食では、ロウソクで出来ている食品サンプルがとても好きだよ。あれが一番美味しそうだしね」とお茶目な回答。しかし「子供の頃の夢は何でしたか?」との質問には「アニメーターや映画監督など、さまざまな夢をもっていましたが、幸いなことに、私は多くの夢を叶えることができました。クリストファー・リーやビンセント・プライスのような、憧れの先達と一緒に仕事することもできました」と真剣な表情で語ってくれた。

 自身のデザインやイラストについては「私は絵を描くのがヘタなんですよ。だから、棒線だけで描けるキャラクターをイメージして、さまざまなキャラを描いています。自分の好きな“祝日”とそういったキャラを組み合わせることで、(NBCのような)映画が出来上がりました」「渦巻き模様のモチーフは、その世界に引きずり込むイメージです。私の世界にみなさんを引きずり込むのにいいと思って多用しています」とのこと。

 NBCについては「アイデア、デザインから制作まで、すべて自分で手がけた最初の作品です。非常に愛着があります」「続編の予定はありません。特別な作品なので」と思い入れの深さを吐露した。

 そして、いよいよ仮装大会。さまざまな趣向を凝らした10組の参加者達に、ティム監督も大喜び。どれもこれも本当に力作揃いでステキな作品ばかり。グランプリ発表の方法としては、なんと監督自らその場で書いた色紙を手渡すとのこと。そして、サリーとクリスマスプレゼントの仮装をしてきた2人にグランプリが手渡された、ハッピーハロウィーンな瞬間だった。

 ライブトークは、リアルタイムな動画配信とチャットを組み合わせた視聴者参加型のイベント。質問や応援メッセージを書き込めば、出演者からリアルタイムにコメントをもらえるチャンスもある。視聴およびチャットでの参加はいずれも無料で、Yahoo! JAPAN ID(登録無料)とブロードバンド回線、Windows Media Playerなどの視聴環境が整っていれば誰でも参加可能だ。今後も、さまざまな旬の人物が登場するから、要チェックだ。
《冨岡晶》
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