KDDI、なりすましメール対策として2006年度中に送信ドメイン認証技術を導入
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「なりすましメール」は、迷惑メールだけでなく、フィッシングメールなどの恐れもあるが、多くのユーザーにとって、そのメールが「なりすましメール」であるかどうかの判断が難しい。「SPF/Sender ID」は、送信元サーバーのドメインとメールの送信元アドレスのドメインが一致するか否か、メール受信時に送信元のDNSサーバーに「SPFレコード」を問い合わせることで認証する技術。
メール送信元のDNSサーバーに「SPFレコード」が記述されていれば、そのサーバーから送信されるメールと「なりすましメール」とを識別することができ、迷惑メール対策として効果が期待される。したがって「SPF/Sender ID」を利用したメールフィルターを導入することにより、固定ISPや企業のドメインになりすました迷惑メールを、メールフィルターを設定することで、受信拒否ができるようになる。
なお、メールフィルターの導入に先立ち、同社では「EZweb」や「DION」など、同社が管理する全てのドメインについて、DNSサーバーへの「SPFレコード」の記述を順次行っていく。これにより、同社が管理するドメインから送信されるメールを受信する際に、「SPF/Sender ID」による認証ができるようになる。