須高ケーブルテレビ、アットネットホームのL字放送装置向けコンテンツマネージャ採用 | RBB TODAY
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須高ケーブルテレビ、アットネットホームのL字放送装置向けコンテンツマネージャ採用

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 アットネットホームは、L字放送(複合型情報放送)装置向けコンテンツマネージャ「@NetCast」が、長野県須坂市、小布施町、高山村をエリアとする須高ケーブルテレビで採用されたと発表した。このシステムは2005年12月から同社で放送が開始される24時間コミュニティチャンネル「STV地域情報チャンネル」に活用される。

 L字放送(複合型情報放送)とは、画面を分割することにより、複数の情報を同時に放送するもの。一般的には本来の番組画面をいくぶん縮小し、左と下の2辺などに文字情報などを入れ込む形で、災害時の緊急放送や選挙速報などに利用される。ケーブルテレビ局のコミュニティチャンネルにおいては、番組映像のほか天気情報やローカルニュースなどで構成されている場合が多く、地域情報を伝える手段として利用されている。

 @NetCastはL字放送装置で制作されたテレビ画面レイアウト上に、インターネットや地域ネットワーク、携帯電話から取り込んだ動画や静止画、文字情報、位置情報を、自動的にリアルタイムで表示するシステムで、シグナルベースと共同で開発された。ケーブルテレビ局は、放送と通信のインフラを活用して収集した防災、天気、交通、自治体など市民の生活に必要な地域情報を@NetCastにより集約し、コミュニティチャンネルで総合的に放送することができる。コミュニティチャンネルを市民の生活に欠かせない情報源とすることで、メディア価値の向上や競合他社との差別化を図ることができるという。

 須高ケーブルテレビの、STV地域情報チャンネルの主なコンテンツは、お天気カメラ2台による24時間中継(須坂駅前、高山村役場)や、Webカメラ映像による交通渋滞情報、GPS携帯による幼稚園バス・須坂市循環バスの位置情報、地域の防災情報やニュースほかのテキスト情報など。また、広告主が携帯電話から更新できる新たな広告枠(静止画・テキスト)を、地域商店・スーパーに提供する。

 アットネットホームは今後もケーブル事業者の地域メディア戦略をサポートし、競合他社との差別化を図る新たなサースをバックアップしていくとしている。
《小笠原陽介》
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