エプソン、新開発インク採用のハイクオリティ大判プリンタなど | RBB TODAY
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エプソン、新開発インク採用のハイクオリティ大判プリンタなど

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PX-9500
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 セイコーエプソンは、大判インクジェットプリンタの新ラインアップとして、新開発「PX-P/K3インク」を搭載し高画質を追求したハイクオリティモデル「MAXART K3」シリーズ4機種、および「PX-Pインク」を搭載し高画質を実現しながら高生産性を追求したハイスピードモデル「MAXART」シリーズ3機種を5月下旬から順次発売する。

 MAXART K3シリーズは、既存の「PX-Pインク」を発展させた新開発の顔料インク「PX-P/K3インク」を搭載し、安定したグレーバランス、正確なカラーコントロール、滑らかな階調表現に加え、光沢感の向上、耐擦性の向上、メタメリズムの低減により、さまざまなユーザーニーズに応える高品質を実現している。

 PX-P/K3インクの搭載により、カラー画質では特にカラーコントロールが難しい人肌などの低彩度な部分にライトグレーインクを下地として記録し、その下地に必要最小限のカラーインクで色彩を施すことで、色転びのないイメージ通りの色再現を可能にしているという。また、モノクロ画質ではブラック・グレー・ライトグレーの3種類の濃度のブラックインクによりモノクロの階調表現が大幅に向上し、暗部の細部にまで画像を滑らかな階調で表現可能だという。

 なお同シリーズは、高画質追求のハイクオリティモデルとして、プルーフ、フォト、ファインアートなど、さまざまなプロフェッショナルユーザーニーズに向いているとしている。

 一方のMAXARTシリーズは、高性能顔料インク「PX-Pインク」と、高速・高画質を実現するMSDT(マルチ・サイズ・ドット・テクノロジー)を採用。高速MACHヘッドの搭載に加え、各色360ノズル、高速インターフェイス標準搭載により、高速と高画質を両立したものとなっている。

 同シリーズは、ポスター制作やCAD出力など、高い生産性が必要とされるビジネスや学校教育の現場でのニーズに対応できるとしている。

 今回発表された製品ラインアップは以下のとおり。

●MAXART K3シリーズ

・PX-5500:A3プラスサイズ対応(価格:オープン、発売時期:5月下旬)
・PX-6500:A2プラスサイズ対応(価格:248,000円、発売時期:5月下旬)
・PX-7500:A1プラスサイズ対応(価格:298,000円、発売時期:2005年秋)
・PX-9500:B0プラスサイズ対応(価格:598,000円、発売時期:2005年秋)

●MAXARTシリーズ

・PX-6200S:A2プラスサイズ対応(価格:228,000円、発売時期:6月下旬)
・PX-7500S:A1プラスサイズ対応(価格:298,000円、発売時期:2005年秋)
・PX-9500S:B0プラスサイズ対応(価格:598,000円、発売時期:2005年秋)
《村上幸治》
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