デジタルアーツは21日、インターネットを介した外部情報のアクセスを制御する方法に関する特許が成立したと発表した。 この特許は、国内のみならずアメリカや中国など世界27か国に対しても国際出願されており、2005年2月10日現在で日本を含む22か国で成立している。 この特許の基本部分は、アクセス先とアクセス先の情報に対して、アクセスを許可するリストとアクセスを禁止するリストを設け、それぞれと照合することでアクセス制御する方法だ。特許の請求範囲には、アクセス制御の基本部分に加え、掲示板などに対する書き込みの制御、アクセス元による制御、曜日や時間帯による制御、アクセス先の特徴データに基づくレポート方法を含むほか、Webサイトへのアクセスを制御するWebフィルタリングも入っている。 今後デジタルアーツでは、本特許の特性を生かした製品開発を行いフィルタリング製品の標準化を推進していくとしている。 この特許に関する出願および成立状況は以下のとおり。●特許取得日本（特許第3605343号）、台湾、シンガポール、ロシア●EPC（欧州特許条約）特許取得イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、オーストリア、ベルギー、デンマーク、スウェーデン、スペイン、スイス（リヒテンシュタイン）、フィンランド、アイルランド、ルクセンブルグ、ポルトガル、トルコ、ルーマニア、ギリシャ●審査中アメリカ、中国、韓国、インド、香港
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