バレーボールのVリーグが2月の2試合を生配信する実証実験を実施 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

バレーボールのVリーグが2月の2試合を生配信する実証実験を実施

エンタメ その他
 日本バレーボール協会 Vリーグ機構では、NECの協力のもと、2月に行われる大会中の2試合をネット経由で生中継する実証実験を行う。同機構としては実験の結果をふまえ、将来的には有料配信化も視野に入れている。

 今回配信されるのは、2月20日(日)13時から始まる「NEC・ブルーロケッツ」対「松下電器・パナソニックパンサーズ」戦、2月27日(日)15時開始予定の「NEC・レッドロケッツ」対「武富士・バンブー」戦の2試合だ。

 中継にあたっては3か所にカメラを設置した。高い位置から全体を見渡せる「ハイアングル」と、体育館のフロアから選手の目線で試合を追える「プレイヤーズアイ」。そして2階席最前列に取り付けた「エキサイトビュー」だ。

 Vリーグ機構では、同時に4000〜5000アクセスが集中しても耐えられる設計にしたという。

 また特設ページには得点が表示されるほか、ファンが試合のMVPを投票したり、メッセージを書き込めるしくみになっている。

 同機構によれば、現状ではリーグに参加している各企業がファンサービスの一環として、独自に試合のダイジェスト映像などを動画配信している。また一方で、スポーツの試合をブロードバンドコンテンツとして流通させる社会的な流れもある。

 こうした背景を受けて同機構としては、「バレーボールは野球などとくらべコートが小さいなど、競技独自の特性がある。それを技術でどう見せるのか? またユーザ動向なども実験で調査した上で、ニーズが合えば将来的には有料配信も視野に入れている」としている。

 たとえばユーザがMVP投票するにあたり、画面アンケートで1試合または1か月当たり○円ならば見てもいいと思うか? などの設問も盛り込んでいる。

 配信帯域は500kbps。だれでも無料で視聴できる。再生ソフトにはWindows Media Playerを使用する。
《松岡美樹》
【注目の記事】[PR]

特集

page top