バンダイとマイクロソフトが提携〜韓国を皮切りに海外で「ガンダム」等アニメをBB配信 | RBB TODAY
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バンダイとマイクロソフトが提携〜韓国を皮切りに海外で「ガンダム」等アニメをBB配信

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 バンダイとマイクロソフトは、アニメコンテンツ配信事業のグローバル展開での提携、およびコンテンツ配信システムによる技術協力での合意について発表した。

 バンダイチャンネルのアニメコンテンツ配信サービスに、Widows Media 9(以下、WM9)シリーズと、著作権保護技術であるWindows Media Digital Rights Management 9(以下、Windows DRM 9)シリーズを採用し、国内にとどまらず、海外でもアニメコンテンツのブロードバンド配信事業を展開するというもの。Windows DRM 9を利用した海外向けアニメコンテンツ配信プラットフォームを共同で企画・構築。システムの構築および運営はバンダイチャンネルとNTTデータが行う。

 まずは、韓国での11月下旬のサービス開始を皮切りに、2004年にはアジア各地、ヨーロッパ、北米で事業展開を進める計画だ。また、日本国内においても、WM9シリーズ対応の高品位な映像配信を行う。

 WM9シリーズ対応のメリットとしては、同時リーズの著作権管理技術であるWindows DRM 9の採用により、コンテンツ販売数や許諾の一元管理が可能となること、また同シリーズがサポートする字幕機能により多元語化が容易に行えるため低コストでのグローバル展開が実現することなどがあげられる。

 バンダイチャンネルでは現在、55タイトル、973話を提供しているが、このうち韓国では、ガンダム(劇場版3部作)I・II・III、機動戦士Zガンダム(TVA全50話)、ダーティペア(TVA全26話)、聖戦士ダンバイン(TVA全49話)、.hack//SIGN(TVA全26話)をサービス開始時に提供。以降、毎月2タイトルを追加配信する予定という。

 韓国での視聴料はTVアニメシリーズの300kbpsが800W(ウォン)、700kbpaが1200W、劇場版の300kbpsが1500W、700kbpsが2000Wで、視聴期間はいずれも購入から24時間となっている(100Wはおよそ9.2円:11月13日現在)。現在、バンダイチャンネルでは、通常300円/7日間でコンテンツを提供しており、課金体系が異なる。これについてバンダイ広報チームによると、韓国でもっとも一般的な課金体系を採用したもので、国内における料金体系の見直しの予定は特にない、ということだ。
《編集部》
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