料金気にせずどこでもインターネットを実現したb-mobile PLATINUM(後編) | RBB TODAY
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料金気にせずどこでもインターネットを実現したb-mobile PLATINUM(後編)

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料金気にせずどこでもインターネットを実現したb-mobile PLATINUM(後編)
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 b-mobile PLATINUMのキーとなるソフトウェアは、bスポットリスト、bアクセスWiFi for Platinumとの2つである。名前から容易に想像できるように、bスポットリストはb-mobileのローミング先無線スポットの場所が検索できるものだ。しかも、ローカルアプリケーションであるため、ネットワークにつながっていなくともスポットが検索できるところがうれしい。また、スポットの事業形態がアイコン表示されるため、食事のできるところやカフェを探すことが簡単にできる。さらに、参考資料として営業時間や電源の利用などの表記もある。バッテリもそろそろあぶないというようなときは、電源利用可のスポットで充電をしながらという使い方も悪くはない。なお、検索方法は市区町村を選んでいく方式なので、今いる場所、もしくは無線スポットを使いたい場所がどの行政区域なのかということは知っておく必要はある。

bスポットリストはローミング先を探し出す住所録


 もうひとつのツールであるbアクセスWiFi for Platinumは、これまでb-mobileのネットワークに接続するツールの「bアクセス」に無線スポット接続機能を加えたもので、まさにPLATINUMのキーとなるソフトウェアだ。既存のソフトウェアを拡張した部分は、登録してある無線スポットエリアであれば、そのSSIDを認知して無線LANのボタンがアクティブになる。もちろん、b-mobileのローミング先はすでに登録済なので、外出先でノートPCを広げたとき、無線LANボタンがアクティブになっていればPHSではなく無線LANを使うという使い分けがすぐにできる。もちろん、既存の接続ツールであるbアクセスが持つ機能は踏襲しているので、Webアクセラレータや通信設定最適化といった機能もbアクセスWiFi for Platinumからコントロールができる。

bアクセスWiFi。無線LANが使えるところではボタンが緑色になる。


 ちなみに、bアクセスWiFi for Platinumであるが、無線LANカードを選ばないというところも大きな特徴だ。最近のモバイルPCでは、無線LAN機能を内蔵しているものも増えているし、カードスロットも1つしかないものが増えている。そうなると、これからのモバイルスタイルは、無線LANは内蔵でPCスロットにPHSカードという使い方が増えてくるだろう。ちなみに、Centrinoマシンとb-mobileのPHSカードの組み合わせでbアクセスWiFiを試してみたところ、問題なく利用できた。また、アイ・オー・データ機器のWN-AF/CBでも802.11a/b/gいずれもbアクセスWiFiからコントロールができている。

見つかった無線スポットも得られる


 外でアクティブに利用するアクティブモバイラの場合、市街であればほとんど場所を問わずに使えるPHSと、スポットにいれば広帯域を利用できる無線スポットのコンビネーションは非常にメリットのあるものだ。いままでそうした構想はいろいろとあったが、月額利用料金であったり、利用権の購入であったり、契約申し込みであったり、いろいろとわずらわしい問題があった。そうした中で、寛容にいろいろなネットワークに対応できるという意味では、b-mobile PLATINUMが最初の製品となるだろう。ただ、価格がまだまだ高止まりで、1年契約の場合で店頭では14〜15万円の値段となりそうだ。それでも、128kbpsのPHSと有料サービスの無線LANを気にせずに使えるというメリットは非常に高いので、かなりアクティブな企業ユーザは十分検討すべきサービスといえる。ただし、個人のアクティブモバイラでは、正直いってこの金額はかなり高値だ。このあたり、半年契約のものや32kbpsタイプのPLATINUMのの出現を待ちたい。また本日より日本通信は32kbpsモデルや利用時間限定モデルにもネットワーク等価交換方式による無線スポットを利用できる仕組みを適用した。PLATINUMまでは手が届かないけれどもというアクティブモバイラは、ネットワーク等価交換方式を利用するのも手である。
《公家幸洋》
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