日向坂46の五期生10人による初の単独アリーナ公演「五期生LIVE」が、7月15・16日の2日間にわたり神奈川県横浜市のぴあアリーナMMで開催された。見切れ席まで満員の観客を前に、映画のストーリーに入り込んだかのようなエンタメ感たっぷりのライブを届けた。
最終日となる2日目は、上映開始を告げるブザーの音とともに制服衣装を着たメンバーがひとりずつステージに登場。銃を手にした大野愛実や、コイントスをして謎めいた笑みを浮かべる松尾桜など、映画のヒロインを思わせる出で立ちで幕を開けた。



最初に披露したのは、今回のライブで初披露となる五期生の最新オリジナル曲「円周率」。天使枠と呼ばれる佐藤優羽を中心にエモーショナルに歌い上げた。続いて「どこまでが道なんだ?」「ホントの時間」「月と星が踊るMidnight」と畳み掛け、宇宙や時空をテーマにした映像演出とともに観客を引き込んだ。
MCでは片山紗希が回し役を担い、坂井新奈が「五期生LIVE、盛り上がって行くぞー!」と会場を沸かせた。鶴崎仁香は「アッチアチになったこの会場のみなさんと、最高のライブを作りたいです」と語り、ファンとの一体感を演出した。
続いて大野・坂井・高井俐香によるユニット曲「SHUWA SHUWA」も初披露。ほうきにまたがった松尾がワイヤーで上空から登場して「空飛ぶ車」を歌う場面や、大田美月がリーダーとなってグループ最難関曲「ってか」を激しく踊りフライングを披露する場面など、随所に見せ場が散りばめられた。



本編最後は、大野がセンターを務めるシングル表題曲「クリフハンガー」で躍動感たっぷりのパフォーマンスを披露。映画のようなエンドクレジットが流れた後、10人が順に観客へ挨拶して本編を終了した。
アンコールでは各メンバーがファンへの感謝を語り、佐藤は涙をこらえながら「この10人ひとりも欠けずに、みんなでこうやって五期生ライブを走り切ることができて、ほんとに良かったなと思います」と述べた。



最後に大野がスピーチに立ち、「それぞれがそれぞれの道を歩んでいて、走っていて。時には転んで、それでも何度も立ち上がって。歩幅はみんな違うけれども、そのすべての道が、今日この場所に集まったんじゃないか」と五期生の歩みを振り返った。そして「五期生の10人とこの世界で存在できてよかった、心からそう思います」と力強く語り、会場を感動に包んだ。
ライブの締めくくりは、五期生が初めて受け取った楽曲であり、始まりの曲と位置づける「ジャーマンアイリス」。10人がその曲を歌い上げ、初の単独アリーナ公演の幕を閉じた。











