後にTWICEやNiziUを輩出するJYPエンターテインメントからデビューした歌手オ・チャンフンさんが、この世を去って2年が過ぎた。
オ・チャンフンさんは2023年11月14日、神経内分泌がん、ステージ4の大腸がんとの闘病の末にこの世を去った。47歳だった。
当時オ・チャンフンさんの悲報を明らかにしたのは、かつて男性デュオ「One Two」を組んでともに活動した歌手ソン・ホボムだった。ソン・ホボムは「今年初めに大腸がんが発見された。抗がん治療を8次まで進め、経過は良かったが、ほかの場所に急速に転移したことで健康状態が悪化した」と説明していた。
1976年2月2日生まれのオ・チャンフンさんは、2003年にソン・ホボムと「One Two」を結成し、大手芸能事務所JYPエンターテインメントから1stアルバム『さあ、お尻』をリリースしてデビュー。以降も数多くのヒット曲を輩出すると、グループとしての活動は2010年のシングル『VERY GOOD』を最後になく、解散こそしなかったが、以降はオ・チャンフンさんとソン・ホボムがそれぞれソロで活動した。
オ・チャンフンさんはソロとして、2019年にプロデュースチーム「エイテンション(A10tion)」を手掛けた後、プロデューサー兼DJとして活動。『九家の書~千年に一度の恋~』『ピノキオ』『私の恋愛のすべて』『ホテルデルーナ ~月明かりの恋人~』などのドラマで劇中歌を手掛けた。
プライベートでは、2019年9月に2年間交際した13歳年下の一般女性と結婚した。
また、亡くなる1年前の2022年には、Netflixオリジナルシリーズ『ナルコの神』で中国組織トップのチェン・ジン(演者チャン・チェン)の部下役でサプライズ登場し、注目を集めていた。

オ・チャンフンさんの生前最後のSNS投稿は2021年8月3日。自身が作曲を務めた歌手PunchとラッパーMad Clownの楽曲『会いたいんだ』リリースの宣伝で、キャプションには「久しぶりに曲が出た!たくさん聴いてください!」と綴り、音楽活動への情熱を示していた。
現在も公開されたまま残されている故人のSNSアカウントには、ファンから多くの追悼が寄せられている。
■【写真】「巨人症」と闘病…59歳で逝去した205cmの韓国女性オリンピアン



