11月8日21時から放送される土曜プレミアム『世にも奇妙な物語35周年SP秋の特別編』(フジテレビ系)にて、山田涼介が初出演にして初主演を務める「止まらなければ生きられないゲーム」の詳細が明らかになった。
同作は山田演じる徳永正夫が、保証人になっていた友人の会社が倒産し、逆恨みによる暴行を受けて入院する羽目に。しかも妻のユノからは、借金を背負ったままなら別れると言われてしまう。意気消沈する徳永のもとに届いたのが、“だるまさんが転んだ”ゲームへの招待状だった。差出人不明の手紙に書かれたルールは「合図のあと、30秒止まれ。最後まで残った者には賞金30億」。クリアのたびに大金が振り込まれ、徐々にゲームにのめり込んでいく徳永は、友人の稲垣もゲームに参加していると知る。
山田は『世にも奇妙な物語』初出演となる。山田は「初出演なのですが、衣装合わせの時に監督やプロデューサーからも、“え?出たことないの?”って言われるくらい意外性があったみたいです(笑)。幼いころから見ていた番組ですし、『世にも』の不思議な空気感に飛び込めるというのは、嬉しかったです」とコメントした。
共演には、柳ゆり菜、渡辺大知らが脇を固める。柳は徳永の妻・ユノを演じ、渡辺は、徳永の友人・稲垣を演じる。
同作の脚本は、韓国の制作会社WEMADとの共同開発作品となっている。WEMADが過去に制作した『赤い袖先』は韓国国内で数々の賞を受賞し、話題を呼んだ。日韓共同作品として、新しいスタイルの「世にも奇妙な物語」を届ける。
山田は台本を読んだ感想について「“デスゲーム”っぽい作品はよく見ますし、『世にも』の中でも、ストレートでわかりやすいタイプだと思うので、誰でも楽しめるタイプの作品だと思います」と語った。
主人公・徳永を演じることについては「(徳永が)不憫な男だなぁって(笑)。作品の中で普通の状態の時が少なくて、どこかしら負傷していて。撮影中、(メイクで)傷をつけて、拭いて、足して…ってやっています(笑)」と明かした。
視聴者へのメッセージでは「こういう作品が短編ドラマとしてできるのは『世にも』ならではですし、今回放送される他の新作2本も含めて35周年らしく面白いものになると思いますので、楽しんでご覧いただければと思います」と話している。







