27日、元AKB48で現在は女優として活躍する前田敦子の『最後の写真集(仮)』(講談社)の発売が決定した。

元AKB48の“絶対的センター”として国民的アイドルの地位を築き、現在は俳優として活動する前田敦子。芸能活動20周年を迎える彼女が「これが最後」と語るメモリアル写真集の発売が決定した。同作は講談社より2026年に発売予定で、2012年以来約14年ぶりとなる写真集だ。
撮影地に選んだのは中欧オーストリアのウィーン。歴史と芸術、音楽が息づく街を巡り、全編を丁寧に撮り下ろした。30代の女性の「大人の恋」をテーマに、その凛とした美しさと、愛する人との夢のような時間と現実を揺れ動く切ない表情を、ウィーンの光の中に映し出している。

前回の写真集から14年。2025年に芸能活動20周年を迎え、34歳となった前田が、大人の女性としての魅力を余すことなく表現した。体づくりや日々の美容ルーティンにも徹底して向き合った同作。「もう一度やってと言われても、きっともうできない」と語るほど、ストイックに自らを追い込んで仕上げた、完璧なボディラインを披露している。

同作のテーマは「大人の恋」。「こんな恋がしてみたい」と思えるような、心を寄せる相手と2人きりで過ごす親密で繊細な世界観を目指した。「クリエイティブチームの皆さんと、『一つの芸術作品を作り上げる』という思いで臨みました」と彼女自身が語るように、コンセプト、衣装、ヘアメイクの細部に至るまで、クリエイターたちと幾度もディスカッションを重ね、1カットずつ丁寧に撮影した。まさに表現者としての前田敦子が、大人の恋の物語を体現した一冊だ。

また、テーマに合わせた衣装にもこだわり、女性にとって参考になるスタイリングや、挑戦してみたくなるランジェリーを多数着用している。「最後の写真集として、後悔なく出し切りたい」という言葉通り、切なく色香漂う表情と過去の写真集を上回る大胆な露出への挑戦も見どころだ。










