俳優の遠藤憲一が19日放送の『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)に出演し、妻に「マネージャーになってほしい」と頼み、3年間にわたり拒否され続けた過去を明かした。
遠藤は1990年、5年の交際を経て元タレントの妻・昌子さんと結婚。現在は昌子さんがマネージャーを務めている。MC・山崎育三郎から就任の経緯を問われると、「前の事務所のマネージャーさんが高齢になられたときに『私の代で終わり』って言われて。大きな事務所に行くというイメージもなかったので、(昌子さんに)『マネージャーやってくれないかな?』って(頼んだ)」と明かした。
しかしオファーに対し、昌子さんは「絶対やだ!」と当初は固辞。以後、遠藤は「マネージャーになってほしい」と頼み続け、3年間の説得を経てようやく引き受けてもらえたという。
番組では、昌子さんからの「マネージャーになってほしいと言われた時の気持ち」も読み上げられた。昌子さんは「(遠藤は)わがままでめんどくさい人なので、仕事まで関わるのはとても嫌でしたので断り続けました」と当時を回想。一方で、遠藤の人付き合いが苦手な性格を案じ「どこか事務所に入っても衝突が多いだろうと思うと、他の方法が見つからず」と心境を語った。
最終的に引き受けた理由については、「遠藤も、遠藤の両親も働き者だったので、この先も本人は一生懸命働くだろうと思い、そこは安心材料だったので渋々引き受けました」と説明。この言葉に遠藤は、「俺、集団生活が苦手なんですよ。大きな事務所の人間関係が大変だろうなっていう部分があったので、その部分見抜いてくれて、引き受けてくれたと思うんですけどね。ありがたいですね」と感謝を述べた。