創業170年を迎える京都の老舗料亭「下鴨茶寮」が、9月3日より新シリーズ「料亭の西京焼き弁当」の第一弾として「銀だら」を発売する。

西京焼きは、京都伝統の白味噌を用いた「西京床」に旬の素材を漬け込み、香ばしく焼き上げることで、まろやかな甘みと素材の旨味が調和する一品だ。味噌に漬け込むことで身はしっとりと柔らかく、旨みも凝縮される。焼き上げる際の芳しい香りも「ご馳走」のひとつだ。
銀だらに続き、牛・鶏の西京焼き弁当も順次登場予定だ。それぞれの素材に合わせて、味噌の甘みと塩気が肉の旨味を引き立て、脂のコクと白味噌のまろやかさが合わさることで、上品で奥行きのある味わいに仕上がる。


西京味噌に含まれる麹や塩分が肉をほどよく熟成させ、牛肉はよりジューシーに、鶏肉はしっとり柔らかくなる。焼き上げた際には、味噌の焦げる甘い香りと肉の脂の香ばしさが絡み合い、京料理らしい照りと芳香が食欲をそそる。
販売は関西では近鉄百貨店上本町店・阿倍野店、阪神百貨店梅田店、大丸京都店、ジェイアール京都伊勢丹店で、関東では松屋銀座店で行う。価格は銀だら・鶏が各1296円、牛が1620円(税込)。下鴨茶寮のお弁当ご予約サイトでも予約を受け付けている。