2025年8月下旬より、マンガ配信サービス「サイコミ」で連載中の青春マンガ(原作・西宮瑠花)『奏のララ』の実写縦型ショートドラマが配信される。同ドラマはTikTokのサイコミ公式ショートドラマアカウントで全10話が公開。舞台は美術の世界で、メイク好きの女子高生と天才画家の同級生の出会いを描く。ヒロインの田中ララ役は乃木坂46・小川彩が務める。

小川は「私が演じるララは超イケイケのギャルなのですが、どこか物足りなさを感じている女子高校生です。きっとララに似たような気持ちを抱えたことがある方もいると思います。そういう一面に私も親近感を感じました。ララは奏の絵に出会ったことで夢中になれるものを見つけました。私が乃木坂46を好きになったきっかけは『Sing Out!』という曲に出会ったことなのですが、その時のことを思い出すとララの気持ちに寄り添うことができました。ララの明るさや優しさ、自分の気持ちにまっすぐなところは周りのたくさんの人の心を動かしていて、私自身もララから勇気をもらって少し成長できた気がします。自分の気持ちに素直でまっすぐでいることは簡単なようですごく難しいけど大切だということ、そして夢中になれる何かがあることはとても幸せなことなんだなとこの作品を通して感じました」と語った。

さらに、出演にあたり「短い時間で気軽に見られる縦型ドラマを、私自身つい夢中で見てしまいます。そんな身近な縦型ドラマに出演が決まったときは信じられない気持ちでしたが、とても嬉しかったです。見てくださった方の何かに挑戦するきっかけや、自分のやりたいことを見つけるヒントになってくれたら嬉しいです。撮影期間中は私にとって挑戦の日々で、苦戦しながら色々なことを考え続けました。共演者やスタッフの皆さんに支えていただきながら学ぶことができ、ララとして過ごした日々はとても楽しくて幸せでした。青春を感じてもらえる作品になっていると思いますので、『奏のララ』の魅力がより多くの方に届くと嬉しいです」と述べた。
久我奏役は金丸尭暉、篠原ゆり子役は山木雪羽那、佐々木真吾役は白石隼也。ほか林翔太、谷田ラナ、月山鈴音、濱田万葉、高杉亘らが出演する。監督は寺田悠真、制作はCyberBuzzとCINEMA EYESが担当する。