ボーイズグループBTOBのメンバー、チャンソプがミュージカル『メンフィス』の再演で安定した実力を示した。
去る6月18日、チャンソプはソウル中区忠武(チュンム)アートセンター大劇場で、ミュージカル『メンフィス』でヒューイ役としてステージに上がり、初公演を成功裏に終えた。
『メンフィス』は、ブラック・ミュージックを白人の社会に広めた伝説的なDJデューイ・フィリップスの実話をもとにした作品だ。1950年代、アメリカ南部の都市メンフィスを背景に、ロックンロールで社会を変えようとするラジオDJヒューイと優れた才能を持った歌手フェリシアの夢と恋を描いた。
チャンソプは2023年の『メンフィス』韓国初演に続き、再度ヒューイに扮して観客と再会した。青年のDJに変身した彼の魅力的な歌声と華麗なパフォーマンス、さらに繊細な演技は観客の五感を楽しませた。

また、彼は安定した実力と個性で情熱的で楽天的なキャラクターを完成させた。ロックンロールを伝播する刺激的で感動的な旅路は、彼の臨場感あふれる表現力で描かれ、没入感を与えた。
ミュージカル俳優としては2024年2月に幕を閉じた『冬の旅人』(原題)以来、1年4カ月ぶりに復帰したチャンソプの一層成熟した実力も際立った。今回の『メンフィス』の再演を通じて、彼は“安心して見られるミュージカル俳優”として存在感を再度放つ見通しだ。
なお、チャンソプが出演するミュージカル『メンフィス』は来る9月21日まで忠武アートセンター大劇場で上演される。
(記事提供=OSEN)