スターバックス コーヒー ジャパンは、6日よりサマーシーズン第2弾メニュー「オリエンタル マンゴー & ティー フラペチーノ」に、ホットハニーをトッピングした「ホットハニー オリエンタル マンゴー & ティー フラペチーノ」(店内価格:775円)を販売開始した。同商品は、スタバ史上初となる「辛い」フラペチーノであり、発売前からSNSでは「スタバの新作気になる」「どんな味するんだろ」「辛いフラペチーノ……?」など話題になっていた。
そこでこの記事では、本日発売されたピリ辛トロピカルな新作『オリエンタル マンゴー & ティー フラペチーノ』を実食。実際の辛さや味をレポートする。

新作をいざ実食!実際、どれくらい辛い?

スタバの新作「ホットハニー オリエンタル マンゴー & ティー フラペチーノ」は、前作の南国感に“真夏の太陽”を思わせる真っ赤なホットハニーをプラスした“灼熱リゾート”バージョン。カップの底ではマンゴー果肉のオレンジとジャスミンソイミルクのベージュが作る2層グラデーションに、赤褐色のハニーが夕焼けのようなラインを描いている。

ひと口目は、マンゴー果肉のジューシーさとハチミツの濃厚な甘みが重なり合い、「あれ、ほんのりスパイシー?」と首をかしげる程度。ところが飲み込んだ瞬間、喉の奥からじわじわ湧き上がる辛さが勢いを増し、思わず眉間にシワが寄る。
「ええええ?辛い!辛すぎる!!!!」
辛味は想像以上に長く尾を引く。「ちょっとピリ辛」くらいの辛さを予想していたが、想像の10倍くらい辛かった。朝一番に飲んだのだが、眠気が一気に吹き飛び、額にじんわり汗がにじむほどだった。

それでも最初に感じたマンゴーとハチミツのリッチな甘さが忘れられず、ついまたストローを差し込んでしまう。ひと口目の「甘っ!」で気分が上がった直後、「うわっ、辛っ!」と一気に落ちる。まるで甘さと辛さを行ったり来たりするジェットコースターだ。
刺激がクセになって、気づけば何度も同じループを繰り返してしまう。正直、ドリンクとしてはかなりの激辛設計。激辛好きの筆者でも「これは手強い!」と思うほどだったので、子どもはもちろん、辛いものに慣れていない大人も要注意だ。

カップが残り3分の1に差しかかる頃にはホットハニーの量が減り、辛味は少しマイルドに。ただし喉奥には依然として熱が残り、マンゴー&ジャスミンの重厚な香りにうっとりしていると、またしても唐辛子系の痛烈なキックが追い打ちをかけてくる。外気に触れた指先はフラペチーノの冷たさでひんやりしているのに、体の芯は燃えるよう。矛盾すら楽しめる、刺激的な一杯だった。