日本テレビ、『24時間テレビ』寄付金着服問題の検証番組を放送 再発防止策を発表 | RBB TODAY
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日本テレビ、『24時間テレビ』寄付金着服問題の検証番組を放送 再発防止策を発表

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 17日に放送された『24時間テレビ特別番組』(日本テレビ系)で、24時間テレビの寄付金着服問題が取り扱われた。

 番組ではまず『24時間テレビ』での寄付金がどう使われているのかが紹介された。約8分後、寄付金着服問題の話題に。「24時間テレビチャリティー委員会」会長の八木元が画面に現れ、「改めまして寄付をしてくださった皆さま、チャリティー事業に関わってくださった皆さま、並びに視聴者の皆さまに対し、24時間テレビチャリティー委員会を代表し、心よりお詫び申し上げます」と深々と頭を下げて謝罪した。

 続けて「このたびの日本海テレビで起きた寄付金の着服は断じて許されることではない」と主張。日本海テレビに対し、着服された寄付金全額の返還を求めた結果、昨年11月30日、全額が委員会に返還されたことを明かした。

 また水卜麻美アナが、不正行為を受けて同委員会で全31社、関係者283人に対し各社で聞き取り調査を実施したことを報告。続けて募金会場での不正行為は日本海テレビ以外、確認されなかったと説明した。

 ただし2件の「不適切な寄付金の取り扱い」があったと告げた。1件はボランティアスタッフが自身の1万円札と、寄付金だった10枚の千円札と両替したこと。2件目は寄付金3080円が入った封筒を委員会社が紛失したこと。いずれも当事者へ謝罪し、同委員会への返還を終えていることが確認されたと説明した。

 また同委員会は昨年12月、外部弁護士を交えた不正防止対策チームを発足。新たに設けた再発防止策として「募金活動の新たなルール」「現金管理の専門業者への委託」「募金活動のモニタリング」「24時間テレビ不正通報窓口の開設」を掲げたと発表されていた。
《杉山実》
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