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【韓国ドラマ】『刑事ロク 最後の心理戦 シーズン2』配信スタート 老刑事が綿密に練った計画で再び不正に挑む

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【韓国ドラマ】『刑事ロク 最後の心理戦 シーズン2』配信スタート 老刑事が綿密に練った計画で再び不正に挑む
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『刑事ロク 最後の心理戦シーズン2』が、2023年7月5日(水)より配信スタートした(ディズニープラスで独占配信中)。

シーズン1では、同僚刑事を殺した容疑者になってしまった定年間近の刑事キム・テクロク(イ・ソンミン)が、「友(チング)」と名乗る人物の電話に翻弄されて走り回り、駆け引きをする心理戦を繰り広げた。

「友(チング)」の正体が、テクロクとバディを組んだ刑事、クク・ジナン(チン・グ)と判明し、何者かにジナンが殺されるという衝撃の結末でシーズン1を終えたが、その後テクロクはどうなったのか。1年半の休職を得て警察に復帰したテクロクが向かう先は…?

シーズン2は全8話で、現在第4話まで配信されている。注目ポイントを紹介しよう。

■筆者プロフィール
咲田真菜
舞台・映画・韓国ドラマの執筆を手掛けるフリーライター。映画『コーラスライン』でミュージカルに魅了され、あらゆる舞台を鑑賞。『冬のソナタ』で韓国ドラマにハマって以来見続け、その流れで韓国映画、韓国ミュージカルにも注目するようになる。好きなジャンルはラブコメ、ファンタジー、法廷もの。ドロドロした愛憎劇は苦手。好きな俳優はイ・ビョンホン、イ・ジョンジェ、ヒョンビン、キム・ドンウク、チャン・ギヨン。いつか字幕なしで鑑賞したいと韓国語を勉強中。


(以下、物語の内容にふれるネタバレあり)

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あらすじ



刑事のキム・テクロクは、1年半の休職を経て、女性青少年捜査課に復帰した。強力班の刑事だったテクロクが女性青少年捜査課に配属になったことは、ソンア(キョン・スジン)やギョンチャン(イ・ハクジュ)を驚かせた。テクロクの新たな上司は、警察大学出身で粘り強い捜査をするジュヒョン(キム・シンロク)。なぜかテクロクを目の敵にし、何かと邪魔をするのだが、それには意図が隠されていた。


主な登場人物(主なキャスト)



キム・テクロク(イ・ソンミン)
キム・テクロク(イ・ソンミン)


定年間近のベテラン刑事。1年半の休職を経て女性青少年課捜査1チームに復帰した。何事もなく穏やかに定年退職を迎えようとしているのかと思われたが、裏でクモ市にはびこる不正について調べ続けていた。

イ・ソンア(キョン・スジン)
イ・ソンア(キョン・スジン)


テクロクの後輩で、強力班の刑事。幼い頃からテクロクを慕い、刑事になってからも尊敬してきたが、休職を経て何かを隠しているテクロクに不満を抱く。

ソン・ギョンチャン(イ・ハクジュ)
ソン・ギョンチャン(イ・ハクジュ)


テクロクの後輩で、強力班の刑事。テクロクに憧れてクモ署に配属になったが、休職を経たテクロクが独自に何を調査しているのか、冷静に見つめている。

チェ・ドヒョン(チョン・ジニョン)
チェ・ドヒョン(チョン・ジニョン)


テクロクの元同僚で先輩。警察を退職して、犯罪被害者たちを支援する福祉財団を設立し、理事長となる。

ヨン・ジュヒョン(キム・シンロク)
ヨン・ジュヒョン(キム・シンロク)


女性青少年捜査1チームのチーム長で、テクロクの上司。テクロクの身辺を調査し、監視している。

ソ・グァンス(キム・ホンパ)
ソ・グァンス(キム・ホンパ)


元クモ署の署長で、テクロクの先輩。シーズン1で不正を認め、刑務所に収容されている。

ペク・ソンイル(チョン・ヘギュン)
ペク・ソンイル(チョン・ヘギュン)


現クモ署長。表向きは不正行為を許さない態度をとっているが、裏の顔がある人物。

ハン・ギヨン(キム・ミンジェ)
ハン・ギヨン(キム・ミンジェ)


テクロクを煙たがっている強力班の刑事。チーム長に昇進したことを必要以上にアピールする嫌味な人物。

クク・ジナン(チン・グ)
シーズン1でテクロクとバディを組んだ刑事だが、「友(チング)」の正体だったことが明らかになり、何者かによって殺害される。

ウ・ヒョンソク(キム・テフン)
テクロクの後輩。シーズン1で、「友(チング)」に殺害された。

ぺ・ヨンドゥ(ユ・スンモク)
テクロクの後輩。不正事件を追っていたためにシーズン1で、「友(チング)」に殺害された。


テクロクは老いぼれてしまったのか? 


女性青少年課では、生気のない表情をみせるテクロク


息を切らせて走るキム・テクロク(イ・ソンミン)が帰ってきた。

しかしシーズン1の冒頭では、犯人を追いかける強力班の刑事として「定年後は絶対に走らない」と心でつぶやきながら爆走していたが、シーズン2の冒頭は、ショベルカーの免許を取るために通う専門学校の送迎バスを追いかけるテクロクの姿が映し出された。

一体テクロクの身に何が起きたのか。

「友(チング)」と判明したクク・ジナン(チン・グ)がテクロクの目の前で何者かに殺され、かつての仲間だった元クモ署の署長、ソ・グァンスは不正を認め刑務所に収容。かわいがっていた2人の後輩、ヒョンソク(キム・テフン)とヨンドゥ(ユ・スンモク)は、「友(チング)」に殺されてしまった。

そんな激動の時を過ごしたテクロクは休職することを促され、1年半、警察から離れていた。ようやく復帰することになったものの、配属先は女性青少年課に。強力班や機動捜査隊で刑事として30年務めてきたテクロクにとって、青天の霹靂だった。

しかしその人事を受け入れ、チーム長のヨン・ジュヒョン(キム・シンロク)ににらまれながら静かに過ごすテクロク。そんな姿を見ていると、老いぼれてしまったのか…と不安になってしまう。

実際に女性青少年課で過ごすテクロクの目には力がない。強力班でテクロクのことを慕ってきたイ・ソンア(キョン・スジン)とソン・ギョンチャン(イ・ハクジュ)も、テクロクの変貌ぶりを心配している。

第1話では「定年まであと2年だから、どこの部署でもいい」と何かを諦めてしまったようなテクロクの姿が印象的だが、第2話以降、一気に真実の姿が描かれ始める。そのきっかけとなるのは、ソンアが巻き込まれた爆破事件だ。ソンアの身を心配し「ソンア!!」と叫ぶテクロクの目には、明らかに力がみなぎっていた。

テクロクを演じるソンミンが、再び味のある演技をみせている。第1話で、すっかり刑事としてやる気をなくしてしまったとみせかけて、実はクモ市の不正を独自に調べ上げ、黒幕に近づこうとしていく姿をメリハリつけて演じている。

アクションシーンもみせるイ・ソンミン


配信に先立ってソウルで開かれた制作発表会でソンミンは、シーズン2でテクロクは、頭を使うキャラクターとして戻ってきたと語った。確かにじっくり考え、静かに自分の考えをノートに記すテクロクの姿は前回と趣が違う。ソンミンいわく「スパイドラマを思わせる」ものになるのでは…とのこと。緻密に計画を立てて、静かに不正を暴くため実行に移していくテクロクに、また違った魅力が見いだせそうだ。


新たなキャラクターとして登場するテクロクの先輩、ドヒョン



テクロクの味方なのか敵なのか、今の段階では謎だ


シーズン2で、新たなキャラクターとして登場するのが、テクロクが機動捜査隊時代に一緒に仕事をした先輩刑事、チェ・ドヒョン(チョン・ジニョン)だ。

警察を退職して、自身の故郷であるクモ市に福祉財団を設立し、理事長として犯罪被害者たちをサポートする活動をしている。世間でも「徳を積んだ刑事」として人気があり、刑事たちの間では憧れの存在となっている。

しかしテクロクは、ドヒョンがクモ市に戻ってきたことを知りながら積極的に会おうとすることがなかった。機動捜査隊時代は、親しくしていたように見受けられるのに、ドヒョンと会うことを気まずく思っているようだった。「なぜか機動捜査隊時代の話はしたがらない」というソンアの言葉もあるとおり、テクロクとドヒョンの間には、過去に何かがあったようだ。

ドヒョンを演じるのは、『弁論をはじめます。』で、ヒール役を演じたチョン・ジニョンだ。これまでのところ正義を貫く善人のようにみえるが、どうにも『弁論をはじめます。』で演じたギド役の印象が忘れられず、胡散臭い人物に見えてしまう。

第2話で、2人が再会し酒を飲むシーンが描かれる。ドヒョンは「過去は過去だ。すべて忘れて先のことだけを考えろ。これからは俺もお前も気楽に生きていこう」と語りかける。それはテクロクの身を案じて言っている言葉なのかもしれないが、相変わらず不正を探り続けているテクロクへの警告のようにもみえた。

シーズン2では間違いなくキーパーソンになると思われるドヒョンの存在から目が離せない。


ソンア&ギョンチャンの変化とテクロクの新上司・ジュヒョンの気になる立ち位置



シーズン2では存在感を見せそうなソンアとギョンチャン


シーズン2では、テクロクを心から慕っているソンアとギョンチャンに変化が見られた。

まずソンアだが、彼女の父親が犯罪者でテクロクが逮捕していたこと、父親の逮捕後、テクロクが見守り続けていたことが明らかになった。テクロクが殺人事件の容疑者になったときも、ソンアだけは信じ続けた理由が納得できた。

しかし今回は2人の関係が少しぎくしゃくしている。クモ市の不正を追及しようとするソンアを強く止め「首を突っ込むな!」としか言わないテクロクに、ソンアは不満を抱いているからだ。単にソンアを巻き込みたくないだけかもしれないが、裏に何か深い理由がありそうだ。

そしてギョンチャンとテクロクとの関係も変化がみられた。シーズン1で、「友(チング)」はギョンチャンなのでは…と疑ったこともあったが、実際は正真正銘テクロクを尊敬している後輩刑事だった。

今回もその姿勢に変わりはないのだが、テクロクが不正事件を独自に調査していることを突き止めてしまったことで「ソンアに言うな!」と口止めされることから関係が微妙に変わってくる。テクロクからもソンアからも少しだけ距離を保ち、冷静に様子をうかがっているのがシーズン1と違うところだ。

ソンアを演じるキョン・スジン、ギョンチャンを演じるイ・ハクジュは、早々に大きな見せ場がある。犯罪に巻き込まれた少女を助けるために敵と激しいバトルを繰り広げるが、特にハクジュは鮮やかなまわし蹴りを披露し、シーズン2でさらに存在感を見せそうな予感がした。

そしてテクロクの上司として新たに登場した、ジュヒョンも謎の立ち位置をキープしている。

クモ署の不正を根絶するために送り込まれたジュヒョンだが…


テクロクを敵視しているところから、面倒な敵が出てきたな…と思ったが、実は不正を根絶するためにクモ署に送り込まれた人物だった。しかし彼女の過去にも謎がありそうで、テクロクにとって敵になるのか味方になるのか、現在のところははっきりしない。

ジュヒョンを演じるキム・シンロクは、『財閥家の末息子』でソンミンと親子関係を演じ、今回もソンミンと共演できることが出演を決めた理由の一つだったと明かしている。独特の雰囲気を持つシンロクだが、個人的には『地獄が読んでいる』で、地獄行きを宣告された母親役の印象が強い。今後、テクロクとどのような絡みをみせるのか楽しみだ。

シーズン2でも悪だくみをする人物たちが大勢登場する。果たしてテクロクは、今度こそ不正を働く人物に打ち勝つことができるのだろうか。後半に向けての展開が楽しみだ。

『刑事ロク 最後の心理戦』シーズン2
ディズニープラス スターにて独占配信中
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《咲田真菜》
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