清楚なセレブ妻、真の姿は最強の殺し屋! 韓国ドラマ『パンドラ 偽りの楽園』異次元の展開にドキドキが止まらない | RBB TODAY
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清楚なセレブ妻、真の姿は最強の殺し屋! 韓国ドラマ『パンドラ 偽りの楽園』異次元の展開にドキドキが止まらない

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清楚なセレブ妻、真の姿は最強の殺し屋! 韓国ドラマ『パンドラ 偽りの楽園』異次元の展開にドキドキが止まらない
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韓国ドラマ『パンドラ 偽りの楽園』が、2023年3月11日よりディズニープラスで配信スタートした。

日本でも大ヒットした『ペントハウス』を世に出した制作会社・チョロクベムメディアと数々のヒットドラマを生み出しているスタジオドラゴンがタッグを組んだ本作。総製作費が186億ウォンでペントハウスシリーズの脚本家、キム・スノクがクリエーターとして参加すること、そして『ペントハウス』で主役を務めたイ・ジアが再び主演を務めるところも注目を浴びている。

第1話で、いわゆる男女のもつれによるドロドロ劇になるのか…と思いきや、いきなり異次元の展開となっていき、新たなマクチャンドラマ(現実ではありえない展開となるドラマ)になる予感がする。

全16話で、現在第6話まで配信されているが、見どころについて紹介したい。

(以下、物語の結末にふれるネタバレあり)


あらすじ:



ホン・テラ(イ・ジア)は、優しい夫、ピョ・ジェヒョン(イ・サンユン)と一人娘のジウンと3人で幸せに暮らしていた。ジェヒョンは、急成長するIT企業ハッチの会長で、タウンハウスで優雅な生活を送っている。しかしテラは15年前に起きた事故で、過去の記憶を失っていた。

コ・ヘス(チャン・ヒジン)は、15年前に韓国大統領だった父を何者かに暗殺され、心に深い傷を負った。傷心のヘスが自殺を図ったのをテラが助けて以来、姉妹のように仲良く過ごしてきた。

テラとジェヒョン、ヘスと夫のチャン・ドジン(パク・ギウン)、そしてク・ソンチャン(ポン・テギュ)は、ともにタウンハウスで平穏に暮らしてきたが、テラの記憶が戻りヘスが父の暗殺に関わる真実を知ってから、嵐のような日々が始まる…。


登場人物



ホン・テラ(イ・ジア)

イ・ジア


本作の主人公。15年間過去の記憶をなくしたままだが、IT企業ハッチ社の会長を夫に持ち、一人娘・ジウンと3人で幸せな生活を送っている。しかし記憶が戻ったことで、自身の壮絶な過去と現実に向き合うことになる。

ピョ・ジェヒョン(イ・サンユン)

イ・サンユン


テラの夫で、急成長するIT企業ハッチの会長で、次期韓国大統領に立候補する。妻であるテラを愛する理想的な夫だが、裏の顔がある人物。

コ・ヘス(チャン・ヒジン)

チャン・ヒジン


YBCのニュースキャスター。父は元韓国大統領だが、15年前に暗殺される。夫は財閥クムジョの次男、チャン・ドジン。

チャン・ドジン(パク・ギウン)

パク・ギウン


ヘスの夫。IT企業ハッチの社長で、財閥クムジョの次男。育ちが良く性格は良いが優柔不断。テラの姉であるユラを不倫関係にある。

ク・ソンチャン(ポン・テギュ)

ポン・テギュ


IT企業ハッチの研究所長。研究者としての腕は高く、ジェヒョン、ドジンから信頼されている。テラの姉・ユラとの結婚を考えていたが、ドジンとの不倫を知り自暴自棄になる。

ホン・ユラ(ハン・スヨン)
テラの姉。ドジンと不倫をしながら、ソンチャンとも関係を持つしたたかな女性。テラの記憶喪失に深くかかわる人物。

キム・ソンドク(シム・ソヨン)
ハヌル精神病院の院長。表向きは社会貢献をしている病院の院長だが、別棟で殺し屋を養成している人物。

チャン・グムモ(アン・ネサン)
ドジンの父で、クムジョの会長。ジェヒョンを目の敵にしている。

チャン・ギョジン(ホン・ウジン)
ドジンの兄。バイク事故で何年も昏睡状態が続いている。

チャ・ビルスン(クォン・ヒョンビン)
テラのボディーガード。しかし実際はキム・ソンドクの手下としてテラを監視している。テラとは深い関わりがある。


ただのセレブ同士の復讐劇ではない! 想像の斜め上をいく展開



信頼していたテラに裏切られ、怒りに燃えるヘス


第1話では、ピョ・ジェヒョン(イ・サンユン)、チャン・ドジン(パク・ギウン)、ク・ソンチャン(ポン・テギュ)による、IT企業ハッチが、神経入力スマートパッチ「クローバー」の発表会のシーンから始まり、一方で、夫の雄姿を車の運転をしながらテレビで見ていたホン・テラ(イ・ジア)は、突如目の前に現れた野良犬をよけたことで、危うく事故を起こしそうになる。衝突寸前だった車に乗っていた女性の声を聞くと、テラは何かを思い出したように不安な表情を見せる。

序盤からテンポよく物語が進んでいくのだが、テラ&ジェヒョン夫妻、コ・ヘス(チャン・ヒジン)&ドジン夫妻、そしてソンチャンが住む豪華なタウンハウスで繰り広げられる「クローバー」発表会成功のお祝いのパーティーのセレブな雰囲気は、「ペントハウス」の世界を彷彿とさせる。

なおかつ、テラの姉のホン・ユラ(ハン・スヨン)がドジンと不倫をしているとなると、セレブお約束の男女関係のもつれによる復讐劇になるのか…と少々不満に思ったのだが、第2話から想像の斜め上をいくハードボイルドな展開となっていった。

まず設定が凄まじい。テラはかつて、ハヌル精神病院の院長、キム・ソンドク(シム・ソヨン)のもとで、優秀な殺し屋「No.50」として教育をされた人物だった。そしてヘスの父親で元韓国大統領を暗殺したあとは、その事実を闇に葬るため命を狙われたが、すべての記憶を失い、フランス・パリで事故死したホン・テラのIDを引き継ぎ、生きのびることになる。

そして父を殺した犯人を捕まえようと躍起になっているヘスのもとに、「No.50」が真犯人だと密告する者が現れ、「No.50」がテラであることをヘスは知ってしまう。

第3話が終わるまでに、テラは15年間失っていた記憶を全部取り戻し、ヘスは父親を暗殺した犯人がテラだと知る。姉妹のように仲良くしてきた2人の間に亀裂が入り、ヘスはテラを敵視していくのだ。

さらにテラが唯一信頼してきた夫、ジェヒョンも、いきなり次期韓国大統領に立候補したり、ビジネスパートナーであるドジンやソンチャンを裏切るなど、何やら怪しげな人物だということも明らかになった。さらに事故で長年昏睡状態が続いているチャン・ギョジン(ホン・ウジン)や、ジェヒョンがテラのために雇ったボディーガードのチャ・ビルスン(クォン・ヒョンビン)が、テラにとって重要な人物になっていきそうだ。

「No.50」として教育されたテラが、なぜそのような運命をたどることになったのか、テラを「ホン・テラ」に仕立て上げた黒幕は誰なのか…気になることは山ほどあるが、まだ半分も終わっていない段階で、主人公のまわりにいるすべての人物が怪しく、孤立無援となっていくテラ。残り10話で何が描かれていくのか、一時も目が離せない。


イ・ジア&イ・サンユンが見せる「二面性」



鮮やかなアクションで敵を倒す姿が頼もしいテラ


主人公のテラを演じるイ・ジアの両極端なキャラクターが実に魅力的だ。

序盤はハッチ会長夫人として、高価なドレスと宝石を身に着け、美しい姿を見せてくれる。そうかと思えば、ハヌル精神病院の別棟に迷いこんでしまい、複数の殺し屋たちに襲われた際に見せるアクションは鮮やかでかっこいい。

そしてテラの夫、ジェヒョンを演じるイ・サンユンも見事に二面性を出している。

ジェヒョンの爽やかな笑顔の裏に隠された悪の顔が明らかになっていく


序盤は、どんなことがあってもテラを信じて守りぬく理解ある理想的な夫を好演しているが、だんだん彼が持っている闇が明らかになっていく。

衝撃的だったのは、テラの姉・ユラを殺してしまうところだ。優しく微笑む表情から一転して人殺しの顔になっていくサンユンの演技にくぎ付けになり、殺害したあと落雷で背中に傷を負い、テラがその傷を見たことで、ユラを殺した犯人がジェヒョンだと知るという展開がすごい。

ジェヒョンに殺されたユラからの最後の留守番電話で、テラはジェヒョンが実は恐ろしい人物であることを知らされる。仲睦まじかった2人が、今後どういう関係になっていくのか、恐ろしくもあり楽しみでもある。


テラを追い詰める強烈なキャラクター、シム・ソヨン&アン・ネサン



テラを「No.50」として教育した、ソンドクを演じるシム・ソヨンが、独特の雰囲気を醸し出している。第1話でテラが野良犬を避けて事故を起こしそうになった時、衝突しそうになった車に乗っていたのが、まさにソンドクだった。

多くの手下を意のままに動かし、冷酷に人を殺害していく姿は恐ろしく、テラにとって最大の敵になることは間違いないだろう。大きな声で恫喝する姿は迫力があり、背筋が凍る。

そしてアン・ネサンも財閥の会長として不穏な雰囲気を醸し出している。ネサンが登場した時点で「またこの人は何かやらかしてくれるな…」と感じていたが(個人的に悪役=ネサンとインプットされている)、今のところ期待どおりの動きをしているようだ。

しかしネサンが演じるチャン・グムモが、最終的に何を目指しているのか、よくわからない。ジェヒョンを目の敵にしていたり、ヘスに冷たく当たったり、この先も何かと物語をひっかきまわす存在になっていくことは間違いないだろう。

こうした復讐劇に不可欠な、強烈なキャラクターたちの暴れっぷりにも注目だ。


『パンドラ 偽りの楽園』
ディズニープラス スターにて3月11日(土)より独占配信開始
(C)STUDIO DRAGON CORPORATION & CJ ENM Co., Ltd, All rights reserved.
(全16話)

■筆者プロフィール

咲田真菜

舞台・映画・韓国ドラマの執筆を手掛けるフリーライター。映画『コーラスライン』でミュージカルに魅了され、あらゆる舞台を鑑賞。『冬のソナタ』で韓国ドラマにハマって以来見続け、その流れで韓国映画、韓国ミュージカルにも注目するようになる。好きなジャンルはラブコメ、ファンタジー、法廷もの。ドロドロした愛憎劇は苦手。好きな俳優はイ・ビョンホン、イ・ジョンジェ、ヒョンビン、キム・ドンウク、チャン・ギヨン。いつか字幕なしで鑑賞したいと韓国語を勉強中。
《咲田真菜》
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